切り出しの業務から「得意を活かす、苦手は工夫」の業務スタンスで勤務時間もステップアップ!【ヴィストキャリア富山中央卒業生・加藤さん】
加藤英和さん
年齢:30代
就職先:富山赤十字病院 医療情報企画課 兼 総務課
障害名:不安神経症
ヴィストキャリア在籍期間: 0年11か月(ヴィストキャリア富山中央)
勤務期間:2019年6月~現在
最初はほかのスタッフから切り出された業務からスタート
ー現在のお仕事内容や働き方を教えてください。
これまで週5日、9:00~13:00で働いていましたが、将来的にはフルタイム勤務を目指しているので、2021年10月からは9:00~15:45までの勤務で働いています。それに伴い、業務内容が増えました。
いまの仕事内容は、入院患者さんが体を拭く際に使うタオルを畳んで袋に詰めたり、パンフレットに印刷物を差し込む作業などです。ほかの部署の仕事として、封筒にスタンプを押す作業や、外来で患者さんに渡す書類のコピーもしています。
仕事を進めやすくするための「自分用の工夫」があらゆる所に
ーお仕事が増えてきたとのことですが、日々の仕事で大事にしていることはありますか?
正確に、間違えないようにやることです。自分の中で確認しながら進めるようにしています。
これからは印刷物を組んだりする作業を、速くできるようにしていきたいです。
デイケアからヴィストへ、そして就職へ。自分が働いて得たお金で趣味を楽しむ今
ーヴィストを利用する前は、どのような生活を送られていたのですか?
以前は週4日、デイケアに通っていました。そこでは折り紙でモノを作る作業やレクリエーションをして過ごしていました。
ー週4日のデイケアから週5日の仕事となれば、収入面でも変わってきますね。
そうですね、仕事を始めてからは朝起きるのが早くなりました。
お金は増えたのですが、趣味で使いすぎてしまっているところもあります(笑)。
―趣味はどんなことですか?
フィギュアですね。フィギュアを集めるのが好きで、最近はウルトラマンやゴジラのフィギュアを買いました。新作映画の『ゴジラvsコング』も観に行きました。
ーお休みの日はどのように過ごしていますか?
最近はNintendo Switchをよくやっています。はまっているのは、「大逆転裁判」です。
他にはAmazonで買った本を読んだりしています。最近は成田亨さんの自伝を読みました。
youtubeで動物の動画や、プロがマージャンをする様子を見たりもしています。マージャンはネット上で知らない人と対戦することもあります。
ーどんな方にヴィストをお勧めしたいですか?
自分はヴィストのJSTというプログラムで、仕事上での常識を教えてもらい、ためになりました。
ヴィストは、いろんなことを教えてもらえるので「働きたいけど、どうしたらいいかわからない」という人にお勧めしたいです。
スタッフからのコメント
ヴィストを利用する前はデイケアを利用されていた加藤さん。もともと穏やかなお人柄ですが、現在の就職先でもある富山赤十字病院に実習に行ってからは、雑談にも自分から入るようになったり、笑顔が増え、積極性がみられるようになりました。
はじめは切り出された業務をしていたとのことですが、責任をもって仕事に取り組む姿から、加藤さんにお願いしたい、と業務が増えているそうです。今後、勤務時間が延びるに伴い、より一層の活躍が期待されます。