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切り出しの業務から「得意を活かす、苦手は工夫」の業務スタンスで勤務時間もステップアップ!【ヴィストキャリア富山中央卒業生・加藤さん】

インタビュー 2022.01.25

加藤英和さん
年齢:30代
就職先:富山赤十字病院 医療情報企画課 兼 総務課
障害名:不安神経症
ヴィストキャリア在籍期間: 0年11か月(ヴィストキャリア富山中央)
勤務期間:2019年6月~現在

最初はほかのスタッフから切り出された業務からスタート

ー現在のお仕事内容や働き方を教えてください。

これまで週5日、9:00~13:00で働いていましたが、将来的にはフルタイム勤務を目指しているので、2021年10月からは9:00~15:45までの勤務で働いています。それに伴い、業務内容が増えました。

 いまの仕事内容は、入院患者さんが体を拭く際に使うタオルを畳んで袋に詰めたり、パンフレットに印刷物を差し込む作業などです。ほかの部署の仕事として、封筒にスタンプを押す作業や、外来で患者さんに渡す書類のコピーもしています。

仕事を進めやすくするための「自分用の工夫」があらゆる所に

元々は他のスタッフから切り出された業務をこなしていた加藤さん。日々の働く様子を見た上司が、加藤さんの得意なことや、苦手なことがあってもこんな工夫をしたらできる、といった情報を他のスタッフと共有していったことで、仕事が増え、勤務時間を延ばすことに繋がったそうです。

ーお仕事が増えてきたとのことですが、日々の仕事で大事にしていることはありますか? 

正確に、間違えないようにやることです。自分の中で確認しながら進めるようにしています。

これからは印刷物を組んだりする作業を、速くできるようにしていきたいです。

自分が覚えやすいような切り分け方でまとめられた、オリジナルの業務マニュアル。先輩と一緒にWordで作成したというマニュアルには、写真入りで、間違えないようにするポイントも盛り込まれています

 
デイケアからヴィストへ、そして就職へ。自分が働いて得たお金で趣味を楽しむ今

ーヴィストを利用する前は、どのような生活を送られていたのですか?

以前は週4日、デイケアに通っていました。そこでは折り紙でモノを作る作業やレクリエーションをして過ごしていました。

ー週4日のデイケアから週5日の仕事となれば、収入面でも変わってきますね。

そうですね、仕事を始めてからは朝起きるのが早くなりました。

お金は増えたのですが、趣味で使いすぎてしまっているところもあります(笑)。

―趣味はどんなことですか?

フィギュアですね。フィギュアを集めるのが好きで、最近はウルトラマンやゴジラのフィギュアを買いました。新作映画の『ゴジラvsコング』も観に行きました。

ーお休みの日はどのように過ごしていますか?

最近はNintendo Switchをよくやっています。はまっているのは、「大逆転裁判」です。

他にはAmazonで買った本を読んだりしています。最近は成田亨さんの自伝を読みました。

youtubeで動物の動画や、プロがマージャンをする様子を見たりもしています。マージャンはネット上で知らない人と対戦することもあります。

同僚の方と、共通の話題で雑談することも。この日は大相撲の話題で盛り上がっていました。仕事の仕方・納期の確認も自分自身で進め、いろんな人とコミュニケーションをとりながら働いているそうです

 

ーどんな方にヴィストをお勧めしたいですか?

自分はヴィストのJSTというプログラムで、仕事上での常識を教えてもらい、ためになりました。

ヴィストは、いろんなことを教えてもらえるので「働きたいけど、どうしたらいいかわからない」という人にお勧めしたいです。


スタッフからのコメント

ヴィストを利用する前はデイケアを利用されていた加藤さん。もともと穏やかなお人柄ですが、現在の就職先でもある富山赤十字病院に実習に行ってからは、雑談にも自分から入るようになったり、笑顔が増え、積極性がみられるようになりました。

はじめは切り出された業務をしていたとのことですが、責任をもって仕事に取り組む姿から、加藤さんにお願いしたい、と業務が増えているそうです。今後、勤務時間が延びるに伴い、より一層の活躍が期待されます。

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