五感を鍛えながら食べるまでの流れを学べる!生地からのクッキー作り!
ヴィストカレッジの調理イベントは、お子様でも作れるレシピを使用し、作る楽しさや、作る過程を、五感を通して学ぶことができるイベントです。
五感は、視覚(見る)聴覚(聞く)嗅覚(嗅ぐ)味覚(味わう)触覚(皮膚で感じる)の5つを指します。
調理に当てはめてみると…
・視覚は、食材や調味料の形、色の変化をみる
・聴覚は、食材を切る音や、焼く音などをきく
・嗅覚は、食材の匂いや料理中の匂いを嗅ぐ
・味覚は、味見や出来上がったものを食べる
・触覚は、生地をこねたり食材を洗ったり
…と、このような場面で五感を使っています!
それでは実際にどのように子ども達が五感を使って取り組んでいるのか紹介いたします!
今回は「クッキー作り」の内容についてです。
① 準備
スケジュールで工程や活動の流れを確認します!スケジュールを確認することで見通しを持ちやすく落ち着いて活動することに繋がります。他にもエプロンや三角巾、マスクを着用、手洗いをして作る準備をします。
② 生地作り
まずはカップにバターと砂糖をスプーンで混ぜていきます。砂糖が少しずつバターで黄色に染まっていく色の変化や液体のバターがドロドロからとろとろと変化する姿(視覚)を見ていきます。
次に片栗粉を入れて手で揉んでいきます!(視覚・触覚)
粉っぽかった生地が少しずつまとまり「大きな団子になった~!」「パサパサじゃない!柔らかい!」と驚いている姿が見られました。
③ 形作り
今回は2種類の形を形成しました!!
1つ目は型抜きで自分の好きな形を作ります。(視覚・触覚)
麺棒で生地を伸ばしたり型をギュッと押し当てたりして…たくさん力を使います!そして形が崩れないように優しく型から押し外して完成です!
2つ目は丸い形のクッキーです!俵型に形を整えて包丁で薄く切ってみます。(視覚・聴覚・触覚)
形が崩れないように優しく抑えて、力加減を調整して切りました。切るごとにクッキーがたくさんできてみんな大喜びです。
最後に砂糖を振りかけて焼き上げます!(触覚・味覚)
④焼く(片付け)
トースターで3分ほど焼きます。(視覚・嗅覚)
その間に机を拭いて、手を洗って、エプロンを外して…食べる準備をします。焼けて色がついていく様子や甘い匂いが部屋いっぱいに広がり、みんな興味津々です!
⑤ いただきます
自分の作ったクッキーをみんなで食べます。(味覚)
「ハート最後に食べる!」「サクサクだ!」「甘い!おいしい!」と最後まで笑顔で楽しんでいました。
調理イベントは、自分たちで1から作るため材料や形の変化など過程を知るきっかけにもなります。
また五感だけでなく、好奇心や達成感、感謝の心なども育まれ、道具操作の練習にもなります。
他にもヴィストカレッジ富山環水公園前では、春のいなり寿司やメロンパン、餃子の皮ピザ、クリスマスケーキ、バレンタインドーナツなど季節に沿った、ごはんものからお菓子作りを実施しています!
過去におにぎりのブログも掲載しているのでぜひ見てみてください!
https://visst.co.jp/college/news/2950/