進路選択の1つ”就労移行支援”について知ろう!ヴィストキャリア協力のもと、親子イベントを開催しました
2022年1発目のブログでは、先日のヴィストカレッジ金沢駅前の記事の続きをお伝えします。
以前の内容をまだご覧になっていない方はこちらよりどうぞ!
さて、みなさんは就労移行支援事業所についてどれくらい知っていますか?
就労移行支援事業所とは、簡単に言うと…
65歳未満で一般就職を希望されている障害のある方に対して、事業所内外での支援を通じてその方の就職をサポートするものです。
『ヴィストキャリア』はヴィスト株式会社の就労移行支援事業所です。
今回は、ヴィストカレッジ金沢駅前(放課後等デイサービス)とヴィストキャリア金沢駅前・武蔵が辻の3事業所が合同でイベントを行いました。
イベント当日の様子
当日は、ヴィストカレッジ金沢駅前から高校生5名、中学生1名の利用者さんと、その保護者の方にご参加いただきました。
イベントでは、まず最初にヴィストキャリアのスタッフから利用者さん全体に向けて、就労移行支援事業所についての説明がありました。
一部ですがご紹介します!
・ヴィストキャリア石川エリア・富山エリアの累計就職者数は216名(2021年3月時点)
・ヴィストキャリア卒業生の就職先としては、スーパーなどの卸売業や小売業が多く、その次にホテルなどの客室清掃などを含むサービス業が多い。
・ヴィストキャリアの就労パターンは、個別対応やビデオでの参加から始めたり、すぐに仕事探しを行ったり、と一人ひとりに合わせて変更できる。
・就職後の定着支援も実施。卒業してからも『働きづらい』があれば間に入ってサポートができる。
・手帳なし、障害者枠で就職した方や、学校卒業後ヴィストキャリアを利用し、現在トライアル雇用中の方などの事例紹介。
訓練プログラムで使用するツールも体験
また、ヴィストキャリアで行っている訓練プログラムで使用しているツールも、実際に見ていただきました。
ヴィストキャリアでは自主訓練という、自立して作業をする時間があります。
アイロンビーズの紐通しやネジ締めなどの作業を、見通しを立てて進めるため、最初に想定する作業量をスタッフに伝え、作業を終えたら報告をする、といった訓練です。
保護者座談会ではお悩み相談にお答えしました
後半では、保護者の方は座談会としてお子さんの就職について話したり、ヴィストキャリアのスタッフに質問をしたりして過ごされていました。
当日座談会で出た質問やお悩みは
「ヴィストキャリアの卒業生は障害年金や働いたお金で生活しているのか?できるのか?」
「他の知的障害の方の就職例も教えてほしい!」
などでした。
保護者のみなさまは、時間めいっぱい話され、かなり白熱した座談会となりました。
その間利用者さんはというと、ヴィストキャリアの利用者さんとともに「むかしのアソビイベント」に参加されていました。
コマやだるま落とし、紙風船など、懐かしのアソビにチャレンジされていました。
ヴィストキャリアの利用者さんに話しかけられ、一緒に遊ぶ姿も……!
当日参加してくださった保護者の方には
「少人数で、質疑応答の時間も質問しやすい雰囲気で良かったです。」
「就労に向けて大変参考になりました。他の保護者の方の質問も鋭くて、色々考えさせられるところがありました。」
「将来的なことも含め、話が聞けて良かったです。」
とご感想をお伝えいただきました。
進路選択のお悩みもご相談ください
このように、ヴィストカレッジ金沢駅前では、進路選択や決定のためのイベントを同じヴィストの事業者や、外部機関に協力していただき、適宜開催しております。
イベントにご参加が難しい方には後日資料を渡したり、内容をお伝えしたりすることも可能ですのでまたお声掛けくださいませ。
ご興味のある方は、ヴィストカレッジ金沢駅前まで一度お問合せくださいませ。
引き続き、支援力向上のためにスタッフ一同努力してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。