苦手があっても大丈夫!工夫で自信を取り戻せ! ~緊張すると挨拶ができなくなる知的障害Aさんの工夫と奮闘物語~
皆さんは苦手なことってありますか?
誰しも1つや2つや3つや4つ…数えきれないくらいの苦手、あると思います。
苦手なことは克服できればいいけれど、どんなに頑張って練習してもできないこともありますよね。
今回はそんな「苦手」を何とかしようとするAさんについて紹介させていただきたいと思います。
Aさん、20代女性、知的障害。
すごく手先が器用でまじめ。周りからも慕われ、友達も多いすてきな方です。
ただ、ご本人も困っているのが
「今挨拶をしなければいけない、と思ったら途端に恥ずかしくなって挨拶ができない」こと。挨拶だけではなく、敬語での相談や報告も突然恥ずかしくなり、もじもじして相手から視線をそらしたり、声が出なくなったりするようです。
普段の会話は楽しそうにできるのに、あらたまった場面となると突然できなくなるため、なかなか理解されにくい。
Aさん自身、とっても悩んでいました。
「出来ない、恥ずかしい」と思うと同時に「社会人はあいさつができなければいけない、敬語を使わなければいけない。できるようになりたい。」という想いがどんどん強くなっていきます。
そんなAさんと一緒に考えました。
まず、Aさんがしたいことは何?それが出来るようになったら自分はどんな社会人になれる?
イメージを膨らませて将来のなりたい自分を想像します。
そのうえで、どんな方法だったら自分がなりたい社会人像に近づけるか考えます。
それから具体的に、これまでにしたことのある挨拶の方法や、出来そうかな、と思える方法を挙げてみました
・自分からではなく、挨拶をされたときだけ挨拶を返すのは?
・言葉で伝えるのが難しいなら頭をペコって下げるのは?
・言葉をカードにまとめてみて、それを見せるのは?
いろんな案が出たところで一つずつ試していきます。
試して振り返って、試して振り返って、の繰り返し。
できそうかな、難しそうかな
どんなところが難しいかな、じゃあ、どう工夫したらよいかな
最終的に、あいさつや報告のセリフの単語カードを作り、それを相手に見せる、という方法に落ち着きました。
Aさん本人も納得し、無理のない取り組み方法になったよう。
これからは作ったカードをいろんな場面で使ってみて、より使いやすいものにブラッシュアップしていく予定です。

「あいさつ」
基本的なところだけれど、苦手を感じている方は多いのではないでしょうか。
ヴィストではAさんのように、ご本人のしたいことが実現するように一緒に考え、一緒に取り組んでいきます。
何のためにそれができるようになりたいのか考えて、どんな工夫をしたらよいか検討する。
ベストな方法はあるかもしれないけれど、苦手なところを含めて、ここまでできたらいいんじゃない?とベターを探す。
ヴィストでは「社会人とはこうあるべき!」をめざすのではなく、「あなたのなりたい未来の姿」を考え、一緒に進んでいきます。
「働きたいけど、ここが難しい」、「理想の姿はあるけれどどうしたらいいかわからない」
そんなあなた、ヴィストキャリアで一緒に考えていきませんか?

