なぜか人を怒らせてしまう…言葉選びがうまくなる「話し方講座」
こんにちは!ヴィストキャリア富山中央です。
丁寧に対応していたのに、ケンカしたい訳ではないのに、
・なぜか相手が不機嫌になってしまう
・言い方がよくないと言われてしまった
など、「悪気はないのに相手を不愉快にさせてしまった」と、利用者さんの相談の中にはそんな悩みをお話される方もおられます。
悪気なく相手を不愉快にさせたり傷つけたりしない「上手な言葉選び」について考える機会として『特別ワーク 話し方講座』を行いました。今回はその様子や内容の一部をご紹介します。
言葉選びが苦手な人の特徴とは?
悪気なく相手を不愉快にさせてしまう、といったように言葉選びが苦手な人には、どんな特徴があるのでしょうか。
まとまりがない話をしてしまう
まとまりがない話をしてしまう人には、以下の傾向がみられます。
・思いついた内容を思いついたまま、とりとめなく話してしまう
・一貫性がなく、話の内容がどんどん変わる
・自分の話ばかり一方的にして、相手の話を聞かない
例)
同僚「昨日ライブ行くって言っていたけど、楽しめた?」
自分「うん、でも、昨日は朝9時に友達と合流して、コンビニで朝食を買ったんだ。そこで友達と待ち合わせしてたんだけど、友達が30分も遅れてきて。コンビニの新発売のおにぎりを買ったんだけど、これが最高においしくて!中にチーズ入ってるやつ、今CMでやってるやつ。で、・・・・・・・・」
同僚(えー、朝からの時系列?なんか話もよく分かんないな…)

ネガティブな話が多い
普段からうわさ話や悪口、誰かの陰口、ネガティブな発言などにも注意が必要です。
ネガティブな発言が多いと、言葉のイメージで周りからみられるため、
・いつも不機嫌な人
・不愉快な話をする人
・陰で何かを言う人
といったイメージを持たれてしまい、話す前からマイナススタートになってしまいます。
普段から、ネガティブな発言は避けるように意識しましょう。
上からものを見るような発言をする
上から目線の発言も相手を怒らせやすい要因となります。専門用語を多用したり、知識をひけらかすような発言も控えましょう。
例)
PCが得意な部下が、先輩に教える際に、
「○○のやり方は、□□さんでも、さすがに知ってますよね?(笑)」
言葉選びが上手な人が意識していること
では、言葉選びが上手な人は、どんなことを意識して話をしているのでしょうか。
相手の気持ちを考える
相手の気持ちが分かると、自然と相手にどんな言葉がけが必要なのかが分かってきます。
例えば、友達が旅行先でお土産を買ってきてくれたとします。この場合は、友達があなたに喜んでほしいと思い買ってきてくれたと想像できます。
そこで、まず相手に言うべき言葉は「ありがとう!」となります。
このように、相手の気持ちを考え言葉を選ぶと相手も話をしやすくなり、良好な関係を築けます。

感謝の言葉を伝える時は「敬語」を使う
友人や同僚、後輩であっても、感謝の言葉を伝える時は「敬語」を使ってみましょう。
「ありがとう!」よりも「いつも感謝しています」と敬語で感謝の言葉を伝えると、相手により良い印象を与えることができます。

相手の年齢・立場に合わせた言葉づかいをする
言葉を相手に伝えるためには、相手の年齢・立場に合わせた言葉づかいをするのも大切なポイントです。
例えば、上司に対して若者ことばを使うと、上司をイライラさせてしまう可能性があります。
また、年下でも勤続年数が長ければ「先輩」です。「です」「ます」「~さん」などの敬語を使いましょう。
終わりに
いかがだったでしょうか。
参加された利用者さんからは
・普段から前向きな言葉を使っていきたいと思った
・思い当たるポイントがあったので気を付けたいと思った
など、ご自身の言葉づかいを見直すきっかけになったようです。
水曜日の午後や土曜日・祝日は、いつもの訓練プログラムと違い、利用者さんの興味関心や就職に対して気になる事を「特別ワーク」として提供しています。
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