コツコツ取り組む美文字講座
こんにちは。ヴィストキャリア金沢駅前です。
「キレイな字を書きたいけど、ネット上の字がキレイになるコツはあまり参考にならない…」そう感じたことはありませんか?
宛名書きやメモなど、文字を書く機会は意外と多いものです。
きれいな文字は一生懸命さ・丁寧さが感じられ、相手に良い印象を与えることができます。
そこで、土曜講座で、日本書道学会「ゆ美書会」の西田ゆ美さんを招き、美文字のコツをお教えいただきました。今回は、その様子をご紹介したいと思います。
初めに、どんな一年にしたいかをそれぞれ考えます。
「絶対に就職したい」「相手に自分の思いを上手く伝えられるようになりたい」など、みなさん今年の目標や抱負、大事にしたいことを自由に考えていただきました。この目標は、講座の最後に色紙に記入します。

それでは、書きたい言葉を美しく書くための講座が始まります!
まずは、ひらがな・漢字練習です。見本の文字をなぞって、ポイントを学びます。例えば、ひらがなの「あ」は三画目をしっかりはらうことを意識して書きます。
漢字は漢数字の一から十を書いていきます。「一」はやや右上がりに「七」はまるくカーブすることがポイントです。
文字を書くときの基本のコツは ❝ははどり❞ です。
これは、はねる・はらう・とめる という文字を書くときに気をつけることの頭文字です。「り」は「リラックス」の頭文字で、気持ちを楽にリラックスして書くことが一番大切だそうです。
いよいよ、色紙に記入していきます!
「続」や「就職」など、思い思いに記入され、素敵な色紙が完成しました。
利用者さんからは「えんぴつの持ち方から教えてもらえてよかった」「文字がきれいに書けて嬉しかった」「自分の思いを考える良い機会になった」といった感想をいただきました。

西田ゆ美さんには、今年の干支「巳」と、成長して新しい方向に進んでいけるようにという思いを込めて、「脱皮」の文字を色紙に書いていただきました。

美文字を一日で習得することは難しいことですが、コツコツと毎日取り組み、巳年、「脱皮」の年のモチベーションにして、就職に向けて前向きに取り組んでいきましょう!

