職場や友人とのコミュニケーションに自信をつける魔法のカードゲーム!特別講座の様子をご紹介いたします
みなさんは、家庭や学校、職場でのコミュニケーション場面で、こんな経験はありませんか?
・話を聞いているときに、ついつい気になることを質問してしまう
・みんなで雑談をしていたら、いつの間にか自分だけが話していて、相手がつまらなそうにしていた
そんな方におすすめのカードゲーム「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」を特別講座で実施しましたので、講座の様子をご紹介します!
◆トーキングゲームとは
「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」は、カードを1枚ひいて、そこに書かれた質問に答えるだけ、というシンプルなゲームです。
このゲームは、“人の話を最後まで聴けない”、“自分だけしゃべり続けている”、“自分の気持ちをうまく表現できない”などの特性のあるお子さんから大人までが、楽しみながら、対人場面でのコミュニケーションスキルが身につけることを目的としたカードゲームです。
答える人のジャマをしない、上手に聞くためのルールは3つ。
・答えている人に質問しない
・わらったり、からかったりしない
・早く!言わない
つまり、トーキングゲームのルールは「人の話を黙って聞くこと」というルールだけなんです。
話している人は自己開示を、話を聞く人は傾聴を繰り返していくと、ゲームの場が心地よいコミュニケーションの場になるんです。
答えたくない質問には、パスすることができます
話すのが苦手だからできない・・・難しそうと思うときは、パスをすることができます。
「パス!」と伝えることも、勇気がいるもので、意思表示をする練習ができます。
書かれている質問には、答えやすい質問もあれば、答えるのに時間がかかる質問があります
今回の講座の一場面にて・・・
「“1日だけ魔法使いになれるとしたら、何をする”・・・って、ちょっと思い浮かばないです・・・うーん・・・」と、カードを引いた利用者さんが、ポツポツと思い浮かぶことを話されます。
話始めた利用者さんの話を、4~5人の利用者さんが、静かに、うなずきながら話を聞きます。
そうなんです。自分の話している内容を、聞いてくれている人が“あなたの話を聞いているよ”ってわかると、次第に利用者さんたちの表情も柔らかくなって、あっという間に時間が過ぎていました。
プログラムに参加した利用者さんの声
利用者Aさん
・いろいろ話せてよかったです
・内容によっては、答えるのが難しかったけど、みんなが聞いてくれてて話しやすかったです
利用者Bさん
・関心のないことについては話すことないなって思ったけど、関心のあることには話せてよかったです
・話せないときは「申し訳ないな」と思ったけど、話がしやすかったです
トーキングゲームを通じて、利用者さん一人ひとりが話す時間がゲーム形式で自然に場面ができていました。
そして、みなさんの意外な一面を知ることができたり、話すことが苦手な方がパス、と発信できるようになったりと、運営スタッフも楽しみながらプログラムに参加させていただいています。
「話すこと」や「聞くこと」は、職場の場面でも大切なコミュニケーションスキルの一つです。
自分にとっても、会社の方にとっても心地よいコミュニケーションがとれるようになると、職場での質問や、相談もしやすくなり、人間関係も円滑になるきっかけになります。
参考:https://tobiraco.co.jp/item/card/
このように、ヴィストキャリア富山駅前では、就職に必要なスキルが身につけることができる訓練プログラムを毎日実施しています。
見学、体験は随時可能ですので、お問合せいただけますとうれしいです♪