療育でプログラミング!?~プログラミングアプリ ビスケットで遊ぼう~
ヴィストカレッジ富山環水公園前では毎月、様々な集団イベントを開催しております。
今回はカレッジ富山環水公園前でおこなっているプログラミングイベントについて紹介したいと思います。
プログラミングイベントのねらいって?
プログラミングとはコンピューターに順序立てた指示を出す、「作業」のことを言います。
私たちが普段使っているPC、スマートフォン、ゲーム機などはすべてプログラミングによって動いてます。小学校ではプログラミングが必修科目となっていて、プログラミングを通して「思考力」、「表現力」、「判断力」を育むことをねらいとしています。
ヴィストカレッジ富山環水公園前ではプログラミングに楽しく触れるため、プログラミングアプリ「ビスケット」を使ったイベントを毎月開催しています。
今回はプログラミングソフト「ビスケット」についてご紹介いたします。
ビスケットで遊ぼう
ビスケットって何?
ビスケットは、子どもから大人までが楽しみながら簡単にプログラミングができるアプリです。
動き方を指定する「眼鏡」の中に自分が描いた絵をいれて、上下や左右に動くようプログラミングを行うことができます。
どのように遊ぶのか見てみましょう。
① 好きな絵を描いてみよう
好きな絵を描きます。
好きなキャラクターやや鬼、数字など思い思いに描く子どもたち。
環水公園前では、発達に応じて、季節にあったお題(花、虫、秋の果物、雪だるま、鬼)を出し、絵を描く機会を通して季節を知り、語彙を増やすことができるよう、工夫して行っています。
また、最初に書いた絵を写す機能もあります。事前にスタッフが絵を描き、それをうつし絵のように描けるようにするなど、利用者さんに合わせた課題を設定しています。
② 眼鏡にいれて動かしてみよう
眼鏡を大きくすると?小さくすると?右に動かすと?左に動かすと?
様々な操作をしながら、どうやったら自分のやりたい動きに繋げることができるか予測して考えます。これは思考力の向上にもつながります。
③ みんなの作品を見てみよう
子どもたち一人ひとりが作った作品を、同じディスプレイの中で動く様子をみる機能もあり、子どもたちが作った作品を見ながら、発表や感想を伝えたりします。
言葉で説明するのが苦手な利用者さんにも、スタッフが言葉を添えることで少しでも発表できたという達成感を持てるようにしています。
初めて参加された年少のAさんは活動への拒否がありましたが、発表の時間にお友達や自分の絵が動いているのを見て、「すごーい」と積極的に参加することができました。
ビスケットを通して友達に持ったり、関わりあったりと遊びの共有ができるのもビスケットの魅力です。
去年はヴィストカレッジ全体でビスケットの開発者・原田先生に審査員をつとめていただく「ビスケット大会」をオンラインで開催しました。
小学生のお子さんの作品の発表では、絵と絵がぶつかったら爆発するというプログラムを立てている利用者さんもいらっしゃいました。
全国ではビスケットを幼稚園や保育園で取り入れているところもあるようで、初めてのお子さんでも取り組みやすいアプリになっています。
お家でも体験できるので、ぜひチェックしてみてくださいね
ヴィストカレッジ富山環水公園前では利用者さんが遊びの中で様々なことが学べるようなイベントを毎月開催しています。
これまでのイベントについてはInstagramでもご紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
また、見学・体験会も毎月開催しております。詳細は下記より事業所ページをご覧ください。
お問い合わせお待ちしております。