発達障害の子どもの集団療育に|アルコールインクアートで学ぶコミュニケーションと自己理解【放課後等デイサービス】
「集団が苦手」「コミュニケーションに自信がない」「好きなことを通して成長してほしい」――そんなお悩みはありませんか?今回は、発達障害のあるお子さまや支援が必要なお子さまに向けた集団療育の一例として、アルコールインクアートの活動をご紹介します。楽しみながら、自己理解ややり取りの力を育てる取り組みです。
アルコールインクアートとは?
アルコールインクアートとは、液体がしみ込みにくいユポ紙にアルコールインクを垂らし、さらにアルコール液を加えて、ドライヤーやエンボスヒーターの風で広げながら模様を作るアートです。
① ユポ紙という液体が染み込みにくい特殊な紙にアルコールインクを垂らす
② アルコール液をインクの上に垂らす
③ ドライヤーやエンボスヒーター(温風が出る機械)で乾かす




手順はシンプルですが、どこに何色のインクを置くか、どのように風を当てるかによって、さまざまな色合いや広がりが生まれます。
描く人のイメージと偶然が重なってできる、幻想的な模様が魅力です。
集団ワークで身につく力
今回のアルコールインクアートには、5名の利用者さんが参加されました。
同じ活動でも、参加の目的や楽しみ方は一人ひとり異なります。
小学生の利用者さんは、自分の「好き」や「得意」を広げるために参加しています。今回は「どんな色が好き~」と歌いながら、夢中で色を選び、重ねていました。
ある高校生の利用者さんは、自己理解を深めることを目的に参加しています。絵やハンドメイドが得意で、今回もエンボスヒーターを上手に使いながらインクをコントロールしていました。
「興味を持ったことに集中できる」という、自分の強みへの理解が深まったかもしれません。
また別の高校生の利用者さんは、就労を見据えた「特別就労準備コース」にも参加しており、作品づくりに必要な道具を求めたり、スタッフに援助をお願いしたりする練習の場にもなっていました。
道具の数には限りがあるため、順番を待つこと、貸し借りの際に声をかけることなど、自然な形でコミュニケーションや集団のルールにもふれることができます。
最後に
このように、集団ワークでは「好き」「楽しい」と感じる活動を通して、集団活動に必要なスキルを身につけることができます。
ヴィストカレッジ金沢駅前では、随時見学・体験を受け付けています。
集団ワークや放課後等デイサービスの活動に興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

