見通しを持たせる絵カードづくりとは? カレッジ西金沢駅前の事例紹介!
夏真っ盛りで、連日暑い日が続きますね。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
こまめな塩分・水分補給をして乗り切りたいものです。
さて、今回はヴィストカレッジ西金沢駅前で使用している「絵カード」のご紹介です。
見通しを持ちやすくしたり、コミュニケーション手段として使用したり、用途はさまざま。
実際のカードを見ながら解説していきます!
そもそも、絵カードって?
絵カードとは、ツールの写真や活動を表すイラストをカード状にしたもの。
発達に特性のある方の中には、視覚優位(目で見た情報を受け取るのが得意)な方が多いと言われています。
写真やイラストを提示することによって、予定を把握したり、次にすることを理解したりすることが容易になります。
また、ほしいツールややりたい活動のカードを支援者等に手渡すことで、自分の要求を伝えることもできます。
言葉の出ない・出にくい方にとっては、重要なコミュニケーションツールにもなるわけです。
西金沢駅前の絵カード ツール編
ヴィストカレッジ西金沢駅前には、運動の用具や自立課題など、たくさんのツールがあります。
(自立課題については コチラ の記事にまとめています。ぜひご覧ください♪)
それらのツールひとつひとつを写真に撮り、絵カードを作りました。
ジャンルごとにファイリングし、まとめてあります。
一部のツールについては、置き場にホワイトボードを設置して、そこにカードを貼り付けています。
スタッフとしても何がどこにあるのかわかりやすく、便利なのです。
西金沢駅前の絵カード 活動編
ツールだけでなく、「あいさつ」「お片付け」などワーク中の行動や、「仕分け」「はさみで切る」といった作業内容についても、絵カードを作成しています。
これらは主にスケジュールを立てる際に使用します。
絵カードはマグネット式なので、終わった活動のカードをはがしてフィニッシュボックスに入れる、という使い方もできます。こうすることで、活動の進捗がわかりやすくなります。
また、いくつかの絵カードを事前に用意しておき、その中からお子様が自分で活動を選択してスケジュールを組み立てる、という支援方法も!
自己選択の機会を設けることで、意思表出を促します。
カレッジ西金沢駅前での支援に欠かせない絵カード。
ツールや活動が増えるたびに追加しています。
”絵カードを使用した支援”にご興味のある方は、是非一度見学・体験にお越しください♪