情報モラルを学ぶ集団ワークを開催しました！

みなさん、こんにちは。ヴィストカレッジ富山県庁前（放課後等デイサービス・児童発達支援）です。
いよいよ本格的な夏の到来を感じますね。体調管理に気をつけて、夏を楽しみましょう。

ヴィストカレッジ富山県庁前では、保護者さんやお子さんのニーズに合わせたワークを提案・提供しております。
今回は現代の子どもたちにとても身近な「オンラインゲーム」についての集団ワークを開催しました。
その時の様子を紹介します。

インターネットとうまく付き合っていくには？

集団ワークでは、①情報モラル選択クイズ　②オンラインゲームでの会話を考えよう　の２つを実施しました。
「クイズ」は子どもたちが楽しく参加することができ、また集中度が高いためアイスブレイクで取り入れることが多いです。
スタッフが話をしながら伝えていくことも大切ですが、子どもたちにとって分かりやすく、入りやすい学び方とはどの方法か？参加される皆さんを考えながら題材を作成しました。

クイズでは、
「インターネットの説明で正しいものは？」
「オンラインゲームではどのような人とつながっている？」
「メールやSNSでやり取りする時に気を付けることは？」
など、インターネットを使用する際に大切なことを問題とし、皆さんに考えていただきました。
正しい情報、適切な行動やマナーをクイズから学ぶことができました。

オンラインゲームでの会話を考えよう！

本日のメインテーマです。
皆さんはオンラインゲームで遊びますか？という質問に対して
「よく遊びます！」
「オンラインゲームはしないけどLINEはするかな」
と、答えが返ってきました。
オンラインゲームでトラブルになったことはありますか？という質問に対しては
「舌打ちされたことある。悲しかった」
「ゲームで煽りは絶対あるよ」
「煽る人はオンラインじゃなくても、対面でも煽るよ」
との会話が聞かれました。
自宅にいながら友達とつながって楽しめるオンラインゲームですが、楽しいだけではなくトラブルはつきものです。
では、そもそもトラブルが起きてしまうのはなぜか？皆さんに考えていただきました。

すると・・・
「人間だからトラブルはあるよね」
「相手の口が悪いから」
「口が悪い人は性格も悪いんじゃない？」
と、子どもたちの間で要因がいくつか上がってきました。

上がってきたトラブルの要因とスタッフが用意していたパワーポイントでまとめに入ります。

ゲームに集中すると、相手の表情や声まで意識して気が向かないことが多くなってしまい、つい出てしまった言葉が暴言や煽り行為として相手が感じてしまう可能性があります。直接言えないことでも情報機器を通してであれば言いやすくなる・・・という点もありますね。
相手が目の前にいてもいなくとも、発する言葉には「思いやり」が必要です。

最後にトラブルにならないようにできることを考えていただきました。
・いい言葉をかける
・けんかにならない言葉を心がける
・けんかになりそうなときはもう関わらない

上記のようにトラブルになる前の防止策を子どもたち自身で考えることができました。
実際の生活で活かしていただき、インターネットとうまく付き合っていただきたいと思います。

今後の集団ワークについて

ご家庭によってゲームやスマートフォン、インターネットの使用のルールは様々だと考えられますが、インターネットを通した友達間でのやり取りに悩まれている保護者さんが多く見受けられます。
そのためスタッフ間で話し合い、9月からは「情報モラル」を扱った集団ワークを開催していく予定です。

今後も子どもたちが楽しく、主体的に学べるワークを考え提供していきたいと思います。