おいしいピザが焼けたよ!呉羽青少年自然の家でピザ焼き体験
寒さも少しずつ厳しくなり、本格的な冬が近づいてきました。
今年も早いもので残りわずかです。皆様にとってどのような1年に感じられたでしょうか。
さて、ヴィストカレッジ富山県庁前(放課後等デイサービス)では毎月様々なイベントを開催しております。
今回は、ヴィストカレッジ富山県庁前で大人気のイベント「ピザ焼き体験」をご紹介いたします。
恒例の屋外調理イベント開始!
富山県呉羽青少年自然の家でのピザ焼きイベントは、年2回の恒例イベントとなっています。
今回はあいにくの雨でしたが、皆さんの元気とパワーで熱気の溢れた空間でスタートしました。
はじめに今日の流れ(①身支度を整えて、手洗いうがい②ピザ皿づくり④材料を切る⑤ピザに盛り付ける⑥調理器具の片付け)を確認した後に、エプロン三角巾の着用、手洗いを行います。
当日参加された8名の利用者さんは、2~3名ずつの班に分かれます。
班に分かれて協力して作業を始めましょう!
ピザ皿は、クッキングシートをアルミホイルで覆って作ります。
「先生、教えてあげようか?」「作ってあげるよ!」とスタッフよりも利用者さんの方がベテランです!
その後は、材料を切る作業に移ります。
今回の材料は、ハム、ベーコン、ウインナー、ピーマン、玉ねぎ、トマト、チーズ、パイナップルを用意し、具沢山です!
「私、ハム切りたい!」
「じゃあ、僕は缶詰開ける」
「トマトを切ってみたい」
皆さんコミュニケーションを取りながら役割分担を行い、とても積極的に作業に取り掛かります。
とても器用にハムを切るAさん。
スタッフが「上手だね。家でもやっているの?」と質問すると
「家ではやったことない。ピザの時だけ!」と答えます。
また、「トマトを切ってみたい」と話したBさん。
「先生、これはどういう形に切ったらいいのかな?これで合っている?」とスタッフに問いかけます。
スタッフは口頭と指さしで伝え、確認しながら切り進めます。
「よー-し、できた!」とBさんは笑顔で達成感を言葉にされました。
“やりたい” “やってみたい”という気持ちから“できた”への成功体験は利用者さんの自信に繋がりますね。
盛り付けをして、オリジナルの特製ピザの完成!
「チーズはたくさんかけよう」「ベーコンもハムものせよう」と皆さん、思い思いの特製ピザに仕上げました。
完成後、後片付けもしっかり行います。
「僕は流す係をする」「私は洗いたい」と分担し進めることができました。
「あったか~い」と窯で暖を取ります。
この日の最高気温はなんと12度。とても寒い日でした。しかし、窯の近くはとても暖かく、手をのばして温まりました。
いよいよ熱々の窯で焼きます。
「早く焼けないかな~」とスタッフが焼いている姿を利用者さんは見つめます。
一度に全員分のピザは焼けないので、焼けた人から手を合わせて「いただきます!」と熱々のピザを実食。
「おいしい!」とその場で食べる利用者さんから、「家族にも食べてほしいから、持ち帰ります。」と家族にプレゼントとして持ち帰る利用者さんもおられました。
集団イベントを通して
毎月、ヴィストカレッジ富山県庁前では、さまざまなイベントを行っていますが屋外でのイベントはその中でも貴重な体験ができ、とても人気です。
今回のピザ焼き体験のイベントは公共の場での適切な行動を考え、友達と仲良く、楽しく、協力して過ごすことを目的としています。利用者さんからは一人ひとり、主体的に動く様子がうかがえました。
今後も皆さんの“やってみたい” “できた” につながるよう、環境設定やサポートを大切にしながらイベントを開催いたします。