高学年向けの「スタディクラス」で職業体験に行ってきました!
みなさん、こんにちは。
ヴィストカレッジ富山県庁前(放課後等デイサービス・児童発達支援)です。
ヴィストカレッジ富山県庁前では毎月様々な集団ワークを実施しております。
今回は、スタディクラスの職業体験についてご紹介いたします。
スタディクラスとは?
今年度から始まったスタディクラスは高学年を対象としたSST(ソーシャルスキルトレーニング)クラスです。
中学生に向けて実践的な社会スキルを学ぶため、エンジョイプラスクラスより難易度を上げ、より実践的なSSTを行っています。
思春期サポート、同年代とのコミュニケーションについて学ぶ、同年代同士で日常の悩みを話し合う機会を設けるなどしています。
夏休み職業体験『カフェで接客をしてみよう』
職業体験は、働く意味や楽しさを知り、将来に繋げることを目的に行っています。
今回はサンシップとやま内の『喫茶やすらぎ』さんにご協力いただき、職業体験を実施しました。
喫茶店のマスターから、「喫茶店の仕事に興味をもってほしい。よい経験になると思うから、ただやるんじゃなくて目的意識を持ってやれるといいね」と言っていただき、学びにつながるよう打ち合わせをして実施できました。
【職業体験のタイムスケジュール】
時間 | 内容 |
15:00~ | 仕事内容の確認・諸注意、身だしなみの確認 |
15:15~15:30 | 開店準備、接客体験 |
15:30~15:45 | 片付け、振り返り |
1.仕事内容の確認・諸注意、身だしなみの確認
最初に自己紹介をして、どんな仕事をするのかお店のマスターに説明していただきました。
マスターから「緊張しないでゆっくりやっていいからね」と言ってもらい、子どもたちは安心した様子で職業体験を始められました。
働くときには身だしなみも大切です。飲食店にふさわしい清潔感のある身だしなみになるように、しっかり確認をしました。
2.開店準備
早速、開店準備を行っていきます。砂糖やミルクを席にセットしたり、アイスコーヒーづくり、氷を入れて水の準備をしたりしました。
仕事ができたら、マスターから「よくできたね、ありがとう」と声をかけてもらいました。子どもたちの緊張も解けてきて、「OK!マスター」と元気な声が聞こえてきました。


3.開店!接客体験
お客さんから注文をとり、お客さんから注文された商品を作って席まで運んでいます。
子どもたちは、「こぼしそう…」と言いながらも、頑張って運んでいました。
お客さん役で来たスタッフに「食べたら呼んでね」と声をかけてくれ、スタッフが呼ぶとすぐに来てくれ、「どうですか?」と様子を聞いてくれました。
マスターに頼まれて、ピザトーストも作りました。

4.片付け、振り返り
お盆を下げたり、テーブルを拭いたりなど、次に来られたお客さんが席を気持ちよく使えるように、テーブルの上をきれいにします。
マスターの指示を聞きながら、てきぱきと動いていました。ときには、自分からマスターに話しかけて指示を聞いている場面もありました。
最後に、参加した子どもたちに感想を聞くと、「楽しかった。がんばったご褒美のケーキがおいしかった」と話してくれました。ご褒美のケーキもいただいて、とても楽しい職業体験になりました。
職業体験をふり返って
実際の現場に入って職業体験をすることで、普段体験できない喫茶店の仕事をたくさん学ぶことができました。
また、事前準備、調理体験、接客体験など喫茶店に興味を持てるような内容をたくさん経験できました。
たくさんの仕事を教えてもらい、子どもたちもとても楽しそうに接客体験をしていました。
スタデイクラスでは今後、中学生に向けてスムーズに環境に慣れていくためのSSTを実施していく予定です。
そのために、中高生向けのヴィストカレッジ富山駅前と連携した企画も行っていきます。
9月は身だしなみについてのSSTを行います。
ぜひ次回以降のスタディクラスの企画にもご期待ください。