就労継続支援A型・B型とは
対象となる方
就労継続支援を利用できる方は、下記のように定義されています。
就労継続支援A型
- 通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が可能である者
- 就労移行支援事業を利用したが、企業等の雇用に結びつかなかった者、など
就労継続支援B型
- 通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が困難である者
- 50歳に達している者又は障害基礎年金1級受給者、など
※ヴィストジョブズでは、うつ・統合失調症・双極性障害、パニック障害などの精神疾患、アスペルガー症候群・自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、知的障害、身体障害、難病のある方など様々な方がご利用されています。
- Q 障害者手帳を持っていないのですが、利用することはできますか?
-
A
はい、可能です。ご利用にあたっては「障害福祉サービス受給者証」が必要です。
受給者証の申請には、下記のいずれかの書類が必要です。
- 障害者手帳
- 障害基礎年金の証明書
- 自立支援医療受給者証
- 医師の意見書や診断書
就労継続支援A型とB型の違い
主な違いは、雇用契約の有無や年齢制限です。利用期間に定めはありません。
就労継続支援A型では面接を経て雇用契約を結びますので、最低賃金以上が保証されます。ただし、出勤日数などが決められており、平均的には週4〜5日、1日4〜6時間の事業所が多くあります。
※ヴィストジョブズの就労継続支援A型では、原則として、週5日・1日5時間を目指して働きます。
一方で就労継続支援B型は非雇用型ですので、最低賃金は保証されませんが、一人ひとりのペースに合わせた利用が可能です。給与の支払いはありませんが、生産活動等の対価として工賃が支給されます。
どちらの利用が良いかは、ご自身の状態に合わせて、医師や相談支援員の方、事業所のスタッフなどと話し合い、利用を決定していきます。
継続支援 A型 | 継続支援 B型 | |
---|---|---|
雇用契約 | あり | なし |
利用開始時の年齢 ※1 | 65歳未満 | 定めなし |
利用期間 | 制限なし | 制限なし |
月の平均工賃 (賃金) ※2 | 78,975円 | 16,369円 |
利用料金
公的な福祉サービスのため、サービス利用料金は全体の1割となります。前年の世帯所得(利用される方とその配偶者)に応じて、利用者負担上限額が決められています。ひと月に利用したサービス量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
---|---|---|
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 ※1 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯
(所得割16万円 ※2 未満) 入所施設利用者(20歳以上)、 グループホーム利用者を除く ※3 | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
約8割の方が自己負担なく
ご利用いただいています
(2021年現在)
就労移行支援について
障害福祉の就労系サービスの中には、就労継続支援A型・B型事業所のほかに「就労移行支援事業所」もあります。
こちらは2年以内に企業等への就職を目指して、就職活動に向けたサポートや就職の職場定着を提供する事業所です。18歳から65歳未満の方が利用できます。
ヴィストでは、石川県・富山県・神奈川県で就労移行支援事業所(ヴィストキャリア)も展開しています。
詳細はヴィストキャリアのWEBサイトをご覧ください。
- Q 就労継続支援と就労移行支援を併用することは可能ですか?
- A 併用はできません。ステップとして、就労継続支援を利用した後に、就労移行支援に切り替えて就職活動に取り組まれる方もいらっしゃいます。
ヴィストジョブズって?
安心して働ける
職場や仕事を
私たちと一緒に
見つけていきませんか?
まずはお気軽にご相談ください。