【仕事を知る#004】児童に提供する”キャリア教育”とは?ヴィストカレッジ金沢駅前をご紹介!
就労支援から生まれた放課後等デイサービス・ヴィストカレッジ。
その中でも、石川県で最も早くオープンした「ヴィストカレッジ金沢駅前」には将来社会としなやかにつながる準備のため、80名以上の小中高生が通っています。
そんな小中高生たちに、ヴィストカレッジ金沢駅前では"キャリア教育"を提供しています。
「小学生だけでなく、中高生に対して児童指導員ができることって何?」
「キャリア教育って、実際のところどういうこと?」
そんな疑問に対して、実際に働いているスタッフが答えてくれました!
ヴィストカレッジ金沢駅前って、どんなところ?
2018年にオープンしたヴィストカレッジ金沢駅前。
“キャリア教育”を提供する放課後等デイサービスとして始動して、小学生1年生から高校3年生まで幅広い利用者さんにご利用いただいています。
「社会としなやかにつながる」ことを目標に、1対1の個別ワークや集団ワーク・イベントをとおして、将来必要なスキルを楽しみながら身につけられる支援を実施中。
支援を「施設の中で終わらせない」ことを大切に、地域の関係機関の方々と協力した仕事体験や出張講座などを実施。
子どもたちが地域と自然にかかわることのできる環境設定をしています。
ここからは、実際にヴィストカレッジ金沢駅前で働くスタッフの声を紹介します!
【リーダーに聞く】キャリア教育とは?ヴィストカレッジ金沢駅前とは?
M.Oさん(2018年入社、運営リーダー)
キャリア教育と聞くと、ちょっとハードル高そうですよね?職業訓練みたいなイメージだったり。
でも、実際やっていることは結構楽しそうな内容ですよ。
例えばイベントで「科学者になろう!」というのをやったんですが、割れないシャボン玉をつくるために、配合を工夫したり吹き方を変えたりして子どもたちもスタッフも創意工夫するんです。
「仕事体験」というワークをたくさんやっていますが、ただの体験ではなく“夢”がプラスされている体験です。
人事面接官とか、科学者とか、カルメ焼き職人とか、昆虫採集者とか。
こういう職種に就く人ってそんなに多くはないですが、直結しないからこそ「楽しさ」を感じることができると思っています。
こういう仕事体験なら「楽しそう!」って思いませんか?
楽しみながら体験する中で、子どもたちは小さな成功体験を一つひとつ積み重ねていきます。
さっきのシャボン玉の話でもそうですが、自分で考えて試行錯誤して、ときにはスタッフの力を借りながらも割れないシャボン玉がついに完成したときに、その子の顔がパッと笑顔になるんです。
この笑顔こそ、子どもたちの成功体験の証ですよ!
ちっちゃなちっちゃな成功体験を積み重ねることができる。
その中で、将来の可能性を拡げることができる。
ヴィストカレッジ金沢駅前は、そんな場を提供したいと思っています。
ヴィストスタッフにとって「キャリア教育」って何?
S.Yさん(2019年度新卒入社)
「働くのも悪くないな」って思ってもらうことですかね!
働くこととか、社会に出ることに不安や抵抗をもっている方って結構多いと思います。
キャリア教育を提供するヴィストカレッジに通う中で、働くということに無意識に触れることで「あ、意外と悪くないな」って思ってもらうことが第一歩かなと思っています。
けっこう良い表現だと思いませんか?(笑)
W.Kさん(2020年度入社、元学校教員)
キャリアという言葉も、もともとは「一つの職業で目的を追求する」というニュアンスがあったのですが時代とともに変化してきているなと思います。
自分の思い描くビジョンを目指して、どんな仕事をしていくかを考えることが、
これからのキャリアかなと。仕事は目的ではなく手段っていう感じですね。
ヴィストカレッジでも、新しい自分と出会えるチャンスとして「仕事」があるということを伝えています。
あってます?こんな感じでいいですか?(笑)
S.Hさん(2021年度入社、一般企業経験者)
そのままなんですが、働くことに向けて準備することですかね。
保護者の方には、ヴィストカレッジは「働くことに向けた準備をする塾」というふうに伝えています。
ただ、実際に支援をとおして感じたのは、良いキャリア教育っていうのは座学ばかりのカッチリしたものではなくて子どもたちが興味関心のある活動をしているうちに、自然とスキルが身についているということですね。
子どもたちが無意識のうちに就労スキルを身につけていることが一番大事なんやなと。
そんな思いで日々支援していますね。ダラダラと喋っちゃいましたわ!
【リーダーが語る】ヴィストカレッジで働く魅力とは?
M.Oさん(2018年入社、運営リーダー)
キャリア教育を提供する場所とは、子どもたちの可能性を拡げる場所。
可能性を拡げる場所に身を置くということは、自分自身の可能性を拡げるということです。
そして、チームで働くことができる環境です。
最初は1つの強みを生かそうと働くのですが、その中で「これもできるかも?」「こっちもやってみたい!」と拡がっていく感じです。
例えば英語が得意なスタッフは、最初は英語を学ぶワークを中心に支援をしますが、そのうちに
「異文化理解のワークもできるかも?」
「人の価値観に触れるイベントもやってみたい!」と拡がっていきます。
自覚している”強み”を起点に、自分の可能性がどんどん拡がっていくのがヴィストカレッジの面白さです。
そして、そんなアイディアを実現できるのがヴィストカレッジという場所です。
また、支援が担当制ではないからこそ、朝礼での情報共有には時間をかけますね。
前日のワーク担当者が気づいたことを共有し、その場で次のアクションを決定します。
「昨日はワークに意欲が出ず、取り組んでもらえなかった」という共有があれば
「次のワークでは興味のあるゲームを後半10分にもってくるのは?」
「ワーク内容を一度確認してみていいですか?もしかすると少し難しかったのかも」
「昨日の家庭での様子を、今日ご家族に電話して聞いてみますね。」
こんな感じで、アイディアをガンガン出していきます。
そうしてアクションが決まるように話し合いを続けます。
役職も社歴も関係なく、「これかも?」と思ったことをドンドン発信する文化がありますね。
間違っていてもOK!遠慮せずに発信することで、思いがけない突破口が見つかることは少ないないですから。
前職も学歴もバラバラなメンバーだからこそ、面白いアイディアが出てきます。
だからこそ、子どもたちの可能性をしっかりと引き出すことにつながります。
こういう環境が、まさに”チーム支援”の土台になっていると思います。
チームで働くことを実感できるのが、ヴィストカレッジの児童指導員の面白さですね!