組み立てよう!動かそう!プログラミングロボット『レゴ エデュケーション』を通した支援

みなさんこんにちは。
ヴィストカレッジ富山県庁前(児童発達支援・放課後等デイサービス)です。
今回は、新しく導入した支援ツール
プログラミングロボット『レゴ エデュケーション』についてご紹介します!

『レゴ エデュケーション』とは

『レゴ WeDo2.0 基本セット』
※『レゴ WeDo2.0 基本セット』レゴ社公式HPより引用 
https://education.lego.com/ja-jp(最終閲覧2020年12月11日 )
WeDo 2.0 は7歳以上の小学生向けツールとなっております。

レゴ エデュケーションは、1980年に発足した
レゴ社の教育部門から発売されているプログラミングロボットです。
幼稚園から小学校、中学校、そして高校、大学まで多岐にわたり、
楽しみながら学び、そしてその学びをより効果的に発展させることを目的に開発されています。
実際に手を使ったハンズオン(体験学習)のブロック教材とデジタルの融合で、
子どもたちの創造力や論理的思考力、問題解決力を伸ばしていけるように工夫されています。
※レゴ社公式HPより一部引用 https://education.lego.com/ja-jp(最終閲覧2020年12月11日 )

支援にどのように利用しているの?

レゴ エデュケーションは、プログラミングだけではなく、
実物のブロックを組み合わせて形を作る作業も加わってきます。
細かなパーツがたくさん入っていますので、指先の細かい動作が求められます。

レゴ

組み合わせ方で何通りものロボットが出来上がるので、楽しみながら指先の微細運動が行えます。

レゴプログラミング画面

プログラミングも直感的に操作できる仕様となっており
初心者から上級者まで幅広く楽しめるツールになっています。
操作者とパソコンの1対1の対応で、決められた規則に基づいて動作するため
自分が入力した刺激(プログラム)に対して、常に一定の反応が返ってくること
あいまいな表現がないことから、特性をもつお子さんも安心して取り組むことができると言われています。

利用者さんの作品

利用者さんの作品

作品『スケートシャトル』
現在、ヴィストカレッジ富山県庁前に通っている小学4年生の男の子たちの作品です!
今回は説明書を見ないでオリジナルの作品を作成しました。

ポイントは、
・車輪が2つだけ
・モーターとゴムを組み合わせて、タイヤを回すようにしたところ

とお話しいただきました。

センサーが搭載されているため、近くに物があると警告音を鳴らして
自動停止するプログラムも組み込まれています。(す・・・すごい(;’▽’)!)
とっても素敵な作品になっていますね!

話し合う利用者さんたち

シャトルをスムーズに動かすにはどうしたらいいのか、話し合う利用者さんたち。
「後ろが重いのかな…、タイヤがうまく回らないぞ」
「あっ!ここにブロックをつければいいんじゃない?」

二人で相談しながら、後ろにL字型ブロックをつけて摩擦面を減らし、
モーターの下にスケートのパーツをつける工夫をして滑らかに進むようになりました!

試行錯誤してアップデートしていく

「分からない」「うまくできない」と感じた時には
一緒に試行錯誤して、協力しながら解決策を見出します。

一人ではなく、“だれか”と問題を解決するということは、
問題点を考えて自分自身から発信する力
他者の考えを受け入れて統合していく力
など
幅広いコミュニケーション能力の発達を促します。

ICT社会が進む中で

現在小学校でのプログラム必修化が始まり、ITツールを多用する社会となってきています。
将来的に自立し、働く中でITツールをうまく使いこなす力というのは、
これからの社会を生きていく上で重要になってくると考えられます。

ヴィストカレッジ富山県庁前(児童発達支援・放課後等デイサービス)では、
ITツールの使用方法やプログラミング的思考(=問題解決型の思考)など、
将来求められる力を見据えながら日々支援を行っております。

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