【余暇活動】お米の手刈り収穫体験&おにぎりを作って食べよう!

暑かった夏があっという間にすぎ、食べ物がおいしい季節になりました。
ヴィストキャリア富山駅前では、体験型の訓練プログラムを豊富に行っています。
9月と10月に、食をテーマにした余暇活動を行った様子を紹介します。

お米の手刈り収穫体験

9月中旬、まだ暑さも残る中、高岡市内の農家さんにご協力いただき、お米の収穫体験を行いました。
当日は、コンバインが入ることができるよう、四角く手刈りを行う体験をします。
スタッフと一緒に、作業のコツや鎌の使い方を教わり、手際よく作業をすすめていきます。

おにぎりを作る計画を立てる

10月下旬、刈り取った新米を使って、おにぎりを作るプログラムを実施しました。
日頃、何気なく行っている「食べる」という行動までには、いくつかのプロセスが必要です。

最初に、全員でおにぎりの具についてミーティング!
「ふりかけなら、みんな食べれそう」
「よく食べるのは、鮭とかタラコかな」
「コンビニで良く食べるのはツナマヨかな」
「とろろこんぶがいい!」
などなど、次々と意見があがりました。

ショッピングリストを元に買い物へ!

決められた予算の中で買い物を行うために、ショッピングリストを作成し、いざスーパーへ買い出しへ!
今回の具は、「ツナマヨ」「しゃけ」「たらこ」。周りに巻くものとして「のり」「とろろこんぶ」。
飲み物としてお茶を購入。

「これは高い!」
「予算内でおさまらないから、これを買うのをやめませんか」
「こっちのほうが美味しそう」
「生ものは心配だから、ふりかけにしたい」など、
スーパーの中ではショッピングリストを見ながら迷ってしまいます。

同じ商品であっても、入っている量や、金額、包装の仕方が異なり、どれを選ぶかを考えながら買い物をしていきます。

自分たちで収穫したお米を炊く!

買い出し担当の利用者さんが出かけている間に、炊飯がかりの利用者さんとスタッフとで炊飯をします。
カップでお米を計測し、水加減を炊飯器の目盛をみながら気を付け、炊飯開始!
買い出し担当の方が帰ってくるまで、作業するスペースの準備もします。

おにぎりづくり!

具材ごとに担当を決め、おにぎりづくりを開始!具の量が途中でなくならないよう、均等に入れていきます。
一つずつ丸や三角に形を整え、みんなで決めた具材を入れました。
出来上がったおにぎりをもって、利用者さんに写真を撮っていただきました。

いただきまーす!

「塩加減がちょうどいいですね」
「○○さんの作ったおにぎりが美味しい!」
と参加いただいた利用者さん同士で、会話を楽しみながら作りたてのおにぎりを、美味しくいただきました。

お米を育てて、刈り取ること、そして、買い物を行って、作って、初めて「おにぎりを食べる」という行動に繋がります。
ヴィストキャリア富山駅前では、身近なテーマで余暇活動に取り組んで、体験し、経験ができるような、
体験型の余暇活動をこれからも実施を予定しています。

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