ヴィストカレッジ金沢駅前、児童発達管理責任者にインタビュー!

春が少しずつ近づいていまね。
4月からの新たなステージに向けて気持ちを新たにされている利用者さんも多くいらっしゃり、
私たちスタッフも勇気と元気をもらっています。

今回は、ヴィストカレッジ金沢駅前(放課後等デイサービス)「児童発達支援管理責任者」(略称:ジハツカン)への
インタビューです!
ヴィストカレッジ金沢駅前のジハツカンがどんなことを大切に支援しているのか、
この記事を通して知っていただけたら嬉しいです。

Q1.児童発達支援管理責任者の役割とは?

支援統括を行っています。
また、直接支援だけでなく、学校や併用先放課後等デイサービスとの連携を行い、
一人ひとりの近況の把握や効果的な支援を支援員に行ってもらえるよう調整する役割があります。

Q2.訓練(ワーク)を組み立てる際、どのようなことを心がけていますか?

集団ワーク(※利用者さんが10名以内)
利用者さん同士の関わりを大切にしております。
ビジネスマナーの内容に関しても、スタッフが一方的に話すだけでなく、利用者さん一人ひとりが取り組む時間や、
利用者さん同士のペアワークやロールプレイの時間を設けております。

これは、利用者さんがワークに対して受動的になりすぎず、積極性や自発性を高めるために行っております。
また、ペアワークなどを通して大人では教えることのできないピアサポート(同じような立場の人からのサポート)の
要素を含ませています。
それらは、互いの自己肯定感の向上、新たな自分の強みの発見に繋がります。

個別ワーク(※利用者さんが1~3名)
ヴィストカレッジのスタッフは毎回のワークの際、個別支援計画に応じたワーク内容を
文字にしたタイムスケジュールを作成しています。

そのタイムスケジュールには、どのようなワークをするのか、ワークの目的・狙いは何なのか、
時間は何分かけるのか、などの流れが書かれており、スタッフはそのタイムスケジュールを
基にワークを行っています。

もちろん、その場の状況に応じて変更することもありますが、作成することでその個別ワークで行うことを
明確にすることができます。

個別ワークでは、毎回のタイムスケジュール作成、実施、振り返りをすることで、個別支援計画に記載した目標の
達成に向けた取り組みを行っております。

Q3.複数名での個別ワークのメリットとは?

ヴィストカレッジの個別ワークでは、スタッフ1名に対し、利用者さん1~3名を対象として行っております。
複数名での訓練は、利用者さん同士が同室で違う活動を行い、お互いの集中力を高める目的として行うことがあります。

また、同じニーズの方々、例えば同年代の方とコミュニケーションをとりたいけど、いきなり集団ワークへ参加するのは
緊張してしまう、共通の趣味を他の方と共有したい、そういったご希望がある場合に利用者さん複数名にて
個別訓練を行う場合があります。

そのような形態を続け、集団での活動に向けた練習を行い、集団ワークやイベントなどに参加できるようになった方も
いらっしゃいます。

Q4.学校連携とは?

利用者さんが生活の大半を過ごす場として、自宅とともに挙げられるのが学校です。
学校連携では、学校での様子(他の人との関わり、学校での取り組み)とヴィストカレッジでの様子の情報交換を行います。
情報交換をすることで、互いの機関が知らなかった利用者さんの姿を発見することができます。
また、効果のある取り組みや利用者さんの強みを共有することで、より効果的な支援を行うことができます。

2月に実施した、複数名による個別ワーク

ヴィストカレッジ金沢駅前には電車好きの利用者さんが多くいらっしゃいます。
その内2名の利用者さんと共に、金沢駅に新幹線の写真を撮りに行く活動を行いました。
来所当初は緊張していたおふたりでしたが、とても楽しそうに活動に参加してくださいました。
同世代の方と共通の趣味の話を通して、コミュニケーションを楽しむご様子がみられました。

このように、ヴィストカレッジ金沢駅前では、児童発達支援管理責任者が中心として統一支援を目指しています。
今後も個々の利用者さんのニーズを捉えた個別支援計画を作成し、支援していきます。
興味を持っていただけた方は、ぜひ、お問い合わせください。

ヴィストカレッジ金沢駅前のページ

2020年4月1日にヴィストカレッジ西金沢駅前が開所予定です!
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