ジャンプゲームを一緒に楽しみながら「できること」を伸ばす

雪景色に一段と寒さが身に染みる季節となりました。
それでも、ヴィストカレッジ西金沢駅前(放課後等デイサービス・児童発達支援)には
利用者さんが元気に通所され、日々楽しくワークをされています。

さて今回は、簡単な遊びのようでいて
体幹や感覚の発達を促すことができるワークをご紹介します。

“ぴったりジャンプ”

こちらは、運動スキルを向上させたい方におすすめです。
床に並べられたカードには、「足跡」が描かれています。
その「足跡」のシルエットに自分の足をぴったりと合わせて着地できるように
ジャンプをして移動するゲームです。

床に並んだ「足跡」カード

これは視覚情報に沿って体を動かす活動です。
進む先の足跡をよく見て、そこに自分の両足がぴったりと乗るように
意識を集中して、体の動きを調節する必要があります。

いろいろな足跡がありますが、
参加者のみなさんは楽しそうに
「これならできる!」
「こっちは難しそう…」
「もう一回やりたい!」

と声を上げてくださいました。

「できること」を見つけて伸ばす

一人でジャンプできたら、
今度はスタッフと並行してジャンプをしていきます。
一緒だとより楽しくなって、利用者さんも満面の笑みを浮かべていました。

両足をハの字にするのは難しい「足跡」でしたが、他の形での着地はバッチリ!
「できないこと」を指摘するのではなく、
「できること」を生かしてボトムアップ(今持っている力を活かし土台を作る)
できるようにお伝えしました!

ヴィストカレッジでは、「できること」を見つけて分析し
その要素を生かして成長を促すサポートをしています。

今回参加された利用者さんは、ほとんどの「足跡」で着地に成功していることから
視覚情報に沿って体を動かすイメージはできていると考えられます。
しかし、”ハの字”への着地には困難さがありましたので
それを踏まえて次の活動を考えていきます。

「足跡」カード

「自己肯定感を高める」ことを意識して

ワーク3つのポイント

1.利用者さんが「楽しい」と感じながら取り組める
2.スタッフと一緒になって活動する
3.「できること」に焦点をあてる

つい「できないこと」に目がいきがちですが
誰にでもできないことはたくさんあります。

一緒に活動することで、どこが難しいのか、
どんなコツがあるのかなど、その活動の難易度がわかります。
そして、一人でするよりも「一緒に楽しむ」ことをベースにすると活動の幅はグンと広がり、
「できること」を周囲と共有することで、強みを増やす思考が生まれると考えます。

ヴィストカレッジの支援の根底にある
「自己肯定感を高める」ことを意識したワークの一例でした。
ご興味をお持ちいただいたら、ぜひお問合せください。

ヴィストカレッジ西金沢駅前(放課後等デイサービス・児童発達支援)では、
体験会などを実施しているほか、個別の見学・体験・相談も無料で行っております。
ぜひお気軽にお問合せ下さい!

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