挨拶を習慣にしよう!年末挨拶運動、はじめました!

ヴィストカレッジ富山駅前のお向かいには、就労移行支援サービスの事業所があります。

朝9時から活動され、11時出勤のカレッジスタッフに出会うといつもさわやかな挨拶をしてくださいます。
「今日も一日頑張ろう!」とエネルギーをもらった気分になります。

「挨拶」の「挨」は押す、「拶」は押し返すの意味を持っています。
ざっくりいうと受け答えの意味があります。

仲間内、仲間外によって挨拶の仕方も意味も変わってくるようですが、日本では、定型文によりコミュニケーションをとっていることがほとんどです。
現在の日本では、「挨拶=マナー」と認識されることも多くなりました。
また、小さい頃は元気よく大きな声でしていた挨拶も、年齢が上がるにつれ、声のボリュームも落ち、形式的なものに変化していく傾向が見られます。
 

なぜ挨拶をするのか?

でも、よく考えてみてください。挨拶はなぜするのでしょうか?
 
その答えを考えるときには、「挨拶をされないとどんな気持ちになるか?」を考えた方が早いかもしれません。
1体1でも、小集団でも、社会でも、お互いに存在を認め、声を掛け合うことは人と人が関わる第一歩ではないでしょうか。
相手の存在を認めて声をかけることで、相手も自分を認めて心を開いてくれる、お互いを尊重することなのかもしれません。
 

社会人として働くにあたっても大事な「挨拶」

少し耳が痛い話になりますが、社会の中で生き抜くためには、「挨拶」は当たり前という意識が一般的です。
社会人=挨拶ができて当たり前なのです。
 
ヴィストカレッジ富山駅前では、利用者さんが将来就労を目指すために、実習として外部の企業に出かけることもあります。
ですが、実習先で挨拶ができない、していても聞き取れない、声をかけないと挨拶ができないという方もいらっしゃいます。
こうした方に対しては、どの企業からも「まずは挨拶ができる人になろう」と、一番に言われます。
 
「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」と、毎日目が覚めてから寝るまで、何回も口にするチャンスは訪れます。
その1回1回のチャンスを逃さず、言葉にして伝えることができているでしょうか?
 

始まりました、年末挨拶運動!

実習に出てみて感じたことは、社会に出ると「挨拶」は「できて当たり前」というイメージが強いからこそ、「できない」ことに対しての評価がとても厳しいものになって返ってくるということです。
だからこそ、「挨拶」を習慣化して、いつでも、だれにでも、どこででも自分から「挨拶」ができるようになっておきたいものです。
そう願い、ヴィストカレッジ富山駅前では11月から「年末挨拶運動」を始めました
 
ワーク室に入る前、出る前、意識して「挨拶」ができるように、扉の裏表に「挨拶」ポスターを貼り出しました。
エントランスから見ると四方八方「あいさつ」の文字がこちらをむいています。

人と出会い、人の中で生きていくことを考えると、挨拶は「する」「しない」という選択肢抜きに、「自然にしている人」になれたら素敵だと感じました。
学校が終わったばかりで疲れているのに、いつも来所時に大きな声であいさつをしてくださる利用者さんは本当に素敵だな、と心から思います。
 
少し年齢が上がって、挨拶なんて今更照れ臭い、と感じている人も、ワーク室の「あいさつ」の文字が声を出すきっかけになってくれたら嬉しいなと願わずにはいられません……。
ヴィストカレッジ富山駅前(放課後等デイサービス) 事業所ページ

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