【vol.1】元教員・塾講師による「自己肯定感を高める学習支援」を始めました!

こんにちは、ヴィストカレッジ金沢駅前(放課後等デイサービス)センター長の山崎です。
学生の方々にとって、待ち遠しい春休みが始まりますね。
学習塾業界では、新受験生が将来のために一生懸命に塾に通い始める時期とされています。

ヴィストカレッジ金沢駅前の学習支援

キャリア教育を提供するヴィストカレッジ金沢駅前では、学習支援を実施しています!
「宿題をできるようになりたい」
「九九を覚えたい」
「教科書をスラスラ読みたい」
というご要望から、

「大学に行きたい」
「英検に合格したい」
というご要望まで、一人ひとりの気持ちに幅広く対応しています。

今日はその中の一つをご紹介します。

今回は、山崎が実施している英検対策についてお話しします。

「自由英作文の書き方が知りたい」

最近受けた相談は、このような内容でした。英語であれ日本語であれ、文章を自分で組み立てることは難しいですよね。
もちろん経験も必要ですが、その経験を順調に積むための土台となる「豆知識」「テクニック」も必要です。

分かりやすく、日本語での作文を例に挙げると…

問「あなたの好きな食べ物について、理由とともに述べなさい」

こんな問題が小中高の教科書に何百回と登場します。
数学などと違い、正解が定まっていないからこそ答えづらいですよね。

「学力をつける」という目的に一直線に向かうのであれば、反復して暗記を行うことが大切です。
とは言え、目的が「試験に合格する」「資格を取る」ということであれば、手段は必ずしも一つではないですよね。

英検等での自由英作文の話に戻ります。
簡単なテクニックをご紹介すると…
「汎用性の高い、語数の多い慣用表現を押さえる」ことです。

それでは、次に簡単な英作文問題を2つ出します。
それぞれ英訳をしてみましょう。

問1 「私はテニスをする」

正解は「I play tennis.」です。
では次…

問2 「彼女は寝る前に反省をするようにしている」

これはどうでしょうか?
多くの場合、と戸惑い、解答用紙は以下のようになります。

「 She                     .」

「汎用性の高い、語数の多い慣用表現」と言うのは、基本的には文の中核にあたる表現です。
その表現を厳選して練習することで、「まったく解けない」「ちょっとだけ解ける」に変えることができます。
「少しでも分かる部分がある」ということは、学習への自信につながります。

塾講師時代も、そして現在でもお伝えする表現は、以下の表現です。

[make it a rule to ~]「~することを習慣としている」

この表現は、10回でも20回でも反復して覚える価値があります。

なぜなら、以下の自由英作文すべてで「ちょっとだけ解ける」ようになるからです。
①「~する」 ②「よく~している」 ③「~することにしている」 ④「定期的に~する」
⑤「~しないようにする・している」 ⑥「~主義だ」 ⑦「毎日・毎朝・毎晩・毎週・毎月…~する」
この慣用表現一つを覚えるだけで、7パターンの問題で「分かる部分がある!」となるのです。

先ほど挙げた問2も、ここまで書けるわけです。

「She make it a rule to      .」

動詞を三単現にしなさい!とか、toのうしろに動詞を書きなさい!とか、そんなことは二の次です。
先ほどの解答と見比べると、到達度がなんと高くなったことか!
「大枠だけでも書けた!」…この気持ちこそ、学習を通した自己肯定感につながります。

この達成感を数多く味わうには、提供する学習内容は大変重要になります。
「汎用性の高さ」「組み合わせのしやすさ」などを軸に、
小さな成功体験を積みやすい知識を優先的に提供することが私たちの役割です。

ヴィストカレッジ金沢駅前は、成績優秀者を輩出したり、難関校への進学実績を出したりする
指導をするわけではありません。

私たちが考える学習支援の目的は、「目に見える成果を提供し成功体験を積む」ことです。
「この前よりも解ける問題が増えた!」
「資格試験に合格できた!」
そんな体験を提供できるよう、レベルに応じた学習支援を提供しています。

発達・知的に特性をお持ちの方の学習支援については、ヴィストカレッジ金沢駅前にお問合わせください。

※学習支援スタッフが限られているため、定員を設定させていただいております。ご了承ください。
※対応科目・学年等の詳細は、ぜひお問合せください。  担当:山崎、小川

※ヴィストカレッジ富山駅前では学習支援を行なっておりませんが、希望がございましたら個別にご相談ください。

ヴィストカレッジ金沢駅前のページ