自分の思考の癖を知ろう!訓練プログラム「ストレスコントロール」をご紹介!
2018年5月15日(火曜日) | ヴィストキャリア富山中央
夏の気配が少しずつ濃くなり、温かい日がだんだん増えてきましたね。
さて皆さんは、「自分の考え方の癖」について考えたことはありますか?
ヴィストキャリア富山中央では、「ストレスコントロール」の訓練プログラムを隔週行っています。
今回は、その中の“自分の思考の癖を知ろう!”という講座をご紹介します。
私たちは普段の生活の中で、不安や落ち込み、イライラなどを感じる瞬間がありますよね。
誰にでもある、ごく当たり前の気分の変化なら、あまりこだわらないようにしたり、
見過ごしてしまったりすることが多いのではないでしょうか。
大きな問題が生じた時以外は、改めて自分の心身の状態について考えたり、
周りの人に相談することは少ないものです。
しかし、不安や落ち込み、イライラなどは、例え小さいものであっても長く続いたり、
何度も繰り返したりすると、心にも体にもさまざまな悪い影響を与えることが知られています。
そのため、健康的な生活を維持していくには、
仕事や家庭生活での心と体の不調を予防・改善していくことがとても大切です。
そのときのキーワードは、「ストレス」です。よく聞く言葉ですね。
今回は、日常生活の中で感じているストレスに対して、
自分の思考の癖を知り、“どのように向き合い、どう考えればいいのか”を利用者の皆さんに考えていただきました!
自分のセルフトークを振り返ろう
皆さん“セルフトーク”とは何か知っていますか?
セルフトークとは、『自分が心の中で思ってしまう言葉=心の口癖』のことです。
例えば、職場でミスをして怒られてしまった場面を思い浮かべてください。
あなたなら、どのようなことを心の中でつぶやきますか?
辛い状況では誰しもがマイナスのセルフトークを言いたくなるものです。
ここで物事を否定的に受け止めやすい人のセルフトークを「マイナスのセルフトーク」といいます。
根拠もないのに「マイナスのセルフトーク」が癖のようになってしまうと、
常に物事を否定的に考えてしまうようになってしまします。
その結果、常にストレスを強く感じてしまう身体になってしまいます。
ここでは、例題に対し自分のセルフトークを考えて、実際に練習していただき
ストレスの感じにくいセルフトークにするにはどうすればいいかを一緒に考えていきました。
あなたは、自身のストレスパターンは知っていますか?【ストレス診断テスト】
さらに上記の内容に加え、自分のストレス傾向を知るための、【ストレス診断テスト】を行い、
さらに自己理解を深めていただきました。
訓練プログラムを終えて
今回の講座で、「意外と自分はマイナスなセルフトークが日常的に多いことがわかった」、
「自分でいろんな視点から現実を踏まえることが必要だと感じた」などの感想をたくさんいただきました。
就労に向けて、自分の思考の癖について見直す機会をつくり、
ストレスと上手に付き合っていくことも大切ですね!
ヴィストキャリアでは、就労に向けたプログラム内容を50種類以上、豊富に取り揃えています。
それぞれの課題に合わせて、訓練プログラムを選択していきます。
体験・見学は、随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。
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参考文献:社会でいきる心理学(増地あゆみ著)