富山駅ストリートピアノに利用者さんが挑戦
2021年4月13日(火曜日) | ヴィストカレッジ富山駅前
お花見シーズンもひと段落し、暖かい気候につられて新しいことに挑戦したくなる季節ですね。
ヴィストには運動が得意なスタッフや、専門知識を持った職員が数多く在籍しています。
そして、それぞれが日々強みを生かした支援を行っています。
今回はその中から、ヴィスト初の試みである“ストリートピアノ”についてお伝えしたいと思います。
富山駅のストリートピアノで連弾に挑戦
音楽担当のスタッフがピアノがお好きな利用者さんと一緒に、駅にあるストリートピアノに挑戦しました。
前に一度だけやったことがあるそうなのですが、機会がなくしばらく間があいていたそうです。
まずはワークの時間にスタッフと曲を決めます。
最近流行の曲を利用者さんが教えて下さり、楽譜を探してお互いに練習していきました。
いざワークで合わせるとなると、連弾なので手がぶつかるところや、難しいところがありました。
その都度相談して、ところどころ音を抜きながら進めていきます。
最初はお互いに弾くことに必死でしたが、慣れてくると「ここからゆっくり弾いてみようか」や
「速さはどうしようか」など自然とコミュニケーションをとることができました。
いざ本番当日!
本番は利用者さんやスタッフも聴きに来てくれました。
人前で演奏するとなるとやはり緊張しますが、
知っている人が見ているので安心感があり曲に集中して弾くことができています。
後から演奏の動画を見返してみると駅にいる周りの方も気にかけて下さったり、
見学していた利用者さんに褒めて頂けたりと、思い切って挑戦して経験を増やすことができました。
ご本人からも「楽しかったです」という感想を頂き、スタッフ自身も利用者さんのおかげで勇気をもらいました。
利用者さんと一緒に、スタッフも成長できました!
音楽は言葉を使わないコミュニケーションです。
最初は慣れなくても、一緒に取り組んでいるうちに自然と相手のことを考えたり、相談したりする糸口になります。
今回は利用者さんの挑戦を通してスタッフも成長することができました。
ヴィストでは日々スタッフの強みを生かした支援をしています。
それぞれのスタッフに得意分野があるので、
これからも利用者さんの興味のある分野をどんどん一緒に開拓していけたらと思います。