利用者さんと一緒に手づくり!
オランダ発祥のスヌーズレン(Snoezelen)って!?
2017年11月15日(水曜日) | ヴィストカレッジ富山駅前
今年9月よりスタートした「ヴィストカレッジ富山駅前」。
社会スキル・運動スキル・生活スキルを伸ばすことができる、様々なプログラムを展開しています。
先日は、生活スキルのプログラムで、「スヌーズレン」づくりにチャレンジしました!
「スヌーズレン」という言葉は、普段聞くことが少ない言葉ですよね。
「スヌーズレン(Snoezelen)」は、オランダ語の「においをかぐ」という意味の[snuffelen]と
「うとうと居眠りをする」という意味の[doezelen]という単語を組み合わせた造語です。
薄暗い部屋でのリラクゼーション活動や、それに使用する道具のことをスヌーズレンと言います。
今回は、利用者の方とスタッフで、スヌーズレンの一つ「手づくり水時計」の作成を行いました。
1、液体をつくる
まずは、水時計の中に入れる液体をつくっていきます。
水と糊を馴染ませ、利用者の方の好きな色を絵の具でつけます。
理科の実験のようで、利用者の方は
「気分は科学者です!」と話されていました。
2、飾りを入れる
つづいて、飾りとなるビーズやスパンコールを入れます。
色合いを考えながら、少しずつ液体に入れていきます。
3、仕上げ
半分に切ったペットボトルの中にできあがった液体を入れて完成です!
いろんな色の水時計ができあがりました。
カラフルな水が流れ落ちる様子をジッと見つめているだけで
楽しく、落ち着いた気分になれます。
気づいたらあっという間に時間が過ぎていきます。
利用者さんからも
「ちょっとずつ水が落ちておもしろい」
「科学実験みたい」
という声をいただきました。
生活スキルプログラムでは、自分でつくって楽しむ体験をしていきます。
余暇の過ごし方の幅を広げるとともに、「完成させる」という目標に向かって
さまざまな工夫をすることは、貴重な経験になります。
ヴィストカレッジで、これからもものづくりを通して
「つくる楽しさ」と「達成感」を味わいましょう!