【特別講座】整理整頓術で心もお部屋もスッキリ!

みなさんのお部屋は、過ごしやすい環境に整えられていますか。
職場環境を整える活動として「3S(整理・整頓・清掃)活動」に取り組む企業も多く、
「整理整頓」は仕事の必要なスキルとなります。

ヴィストキャリア富山中央(就労移行支援事業所)の特別講座として、
片付けコンサルタント 近藤麻理恵さんの『人生がときめく片付けの魔法』※1をもとに
整理整頓のポイントやコツを紹介しました。

理想の部屋をイメージしよう

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片付けを始める前に「自分が過ごしたい理想の部屋」をイメージします。
「理想の部屋」で「どんな時間を過ごしたいか」を思い浮かべます。
ノートに書きだすとよりイメージしやすくなります。

参加していただいた利用者さんにも、それぞれ自分の部屋、また家の中をどんな部屋にしていきたいかを
書き出していただきました。

片付けるものを分類する

片付けを始める際に「部屋ごと」に取り組むパターンもありますが、
『もののカテゴリーごと』に片付けることがポイントになります。

以下のカテゴリー順で片付けを始めると、スムーズに作業がすすむそうです。
1.衣類:洋服、靴下・下着類、服飾小物、バッグ、靴
2.本 :書籍類、パンフレット類、小冊子
3.書類:契約書など、取り扱い説明書・保証書、請求書・領収書、手紙・はがき、ノート類、プリント類
4.小物類:他のカテゴリーに入らない全てのもの
(文房具、化粧品、アクセサリー、キッチングッズ、食品、生活消耗品、おもちゃなど)
5.思い出の品:写真、旅行みやげ、記念品

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また利用者さん同士で「なかなか捨てられないもの」を共有していただきました。
・買い物でもらった紙袋
・かわいいデザインの商品パッケージ
・景品等でもらったボールペン
などなど、皆さん小物類の片付けに困っておられるようです。

量の多い小物類は以下の順番で片付けると良いそうです。
・CD・DVD、ビデオ類
・スキンケア、メイク用品
・アクセサリー類
・貴重品類(印鑑、通帳・カードなど)
・機械類(デジカメ・スマホの付属品、コード類など)
・生活用品(文房具、裁縫道具など)
・生活用品(薬類、洗剤・ティッシュなどの消耗品)
・キッチン用品(調理器具、食器類)、食料品

カテゴリーごとに片付けていく

片付けるものを分類出来たら、同じカテゴリーごとに床に並べ「捨てるもの」「残すもの」を決めていきます。
捨てるかどうか迷ってしまった時は、一度手に取ってみて
「ときめく(大好き)」ものは残し
「ときめかないもの(好きじゃない)」ものは捨てるようにしてみましょう。
捨てるときには、そのものに感謝をしてから捨てるのもポイントのようです。

心理学では「部屋の状況≒心理状況」とも言われているようです。
お部屋や職場の環境を整え、スッキリした気持ちで過ごしたいですね。

※1出典:近藤真理子恵『人生がときめく片付けの魔法』河出書房新社(2019)

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