【企業内訓練】ブランクのある方にもおすすめ。「こまつな菊ちゃんハウス」で「働く」を経験しよう！
2020年7月6日（月曜日） | ヴィストキャリア富山駅前
「実際に働いた経験がなくて自分にどんな仕事が向いているのか分からない」
「就職するにはまだ不安がある…」
ヴィストキャリア富山駅前(就労移行支援事業所)では「体験」を通して自己理解を深め、
就労に必要なスキルの習得を目指すことに力を入れています。
その一環として就職を前提としない企業で実際に働く経験をする「企業内訓練」というプログラムを実施しています。
新型コロナウイルスの影響で一時中止していましたが、6月より一部再開となりました。
今回は「こまつな菊ちゃんハウス」での企業内訓練の様子を紹介します！
今回はかぼちゃ畑でのお仕事で、土の上に藁を並べる作業を行います。
藁を並べることでかぼちゃが痛むのを防ぎ、雑草が生えるのを防ぐ効果もあるそうです。
藁の束をほどく
まずは運ばれてきた大量の藁の束を解く作業です。
手際よく解くだけでなく、藁を並べる人が作業しやすいように解いた藁を置く場所や量にも気を配ることが
作業を効率よく進めるポイントです。
一生懸命に取り組むうちに解くのが早くなり、「藁の置く場所を移動しますね！」と
いつの間にか声を掛け合って作業するようになっていました。
藁を並べる
ここでは、かぼちゃのツルが伸びる方向に藁を敷き詰め、ツルが伸びる反対側の溝部分には
かからないように並べることがポイントです。
3列で並べ、厚みも均一にきれいに並べます。
かぼちゃのツルを踏まないように、足下への注意も必要です。
中腰姿勢での作業は見た目以上に体力を消耗するので、声を掛け合い交代で行います。
藁を補充する
藁がなくなりそうになったら、職場の方に声をかけたり、他の場所から藁を取りにいきます。
作業の進捗状況から先を読み、藁が余っている場所や一輪車で藁を運ぶ人の状況をみて対処していきます。
藁がなければ作業は止まるため、重要な役割ですね。
作業完了
およそ1時間半の作業で畑2面分の藁を並べ終わりました！
歩きにくい場所で体力を使ってとても疲れましたが、職場の方からは「素晴らしい！」と
お褒めの言葉をいただきました！
終了後に利用者さんからは「協力して作業し、目標を達成できたので良かったです」という声も聞かれました。
一見、藁を並べるだけの単純な作業に見えますが、効率良く、きれいに作業をするには周囲に気を配り、
声を掛け合いながら協力することが大切であると感じました。
※今回の企業内訓練では感染症や熱中症への対策を講じたうえで実施しています。
企業内訓練の良い点
実際の職場環境下で、企業の方から指示を受けることができる
より就労時に近い環境で、訓練を行うことができます
自身の得意・不得意を整理できる
訓練ごとに専用の振り返りシートに記入をしていき、その後担当スタッフと振返ります。
多種多様な作業があるので、いろいろな角度から自分の得意・不得意なところを整理していくことができます。
また、企業の中で「働く」を経験することができるので、就労経験のない方はもちろん、
職場から離れてブランクのある方にも、ぜひおすすめしたいプログラムです！
サービスにご興味のある方、お気軽にお問い合わせください。
お待ちしています。
