~児童発達支援~ 小集団訓練の様子を紹介します!

ヴィストカレッジ富山県庁前(児童発達支援・放課後等デイサービス)の訓練の様子を紹介します。
先日、児童発達支援にて5歳の4名の利用者さんと少人数での訓練、「小集団訓練」を実施しました。

カレッジの訓練スタイル

ヴィストカレッジの訓練スタイルは、「イベント」、「集団訓練」、「個別訓練」を用意しています。
イベント:屋外での体験型イベントや講師の方を招いてリトミックやフラワーアレンジメント、イラスト大会など。
集団訓練:運動教室、ソーシャルスキルトレーニング、コグトレなどの集団でのスキル訓練。
個別訓練:スタッフと1対1の訓練だけでなく、1名~少人数の特性や希望に応じた訓練。

お友達と一緒に活動!

来所時に確認した訓練室の部屋に向かうと、ざわざわしている様子。
本日は4名のお友達と訓練を行います。
初めて顔を合わせる方もいたため、室内は緊張した雰囲気で始まりました。

初めにスケジュール確認を行います。

①にっぽう・あいさつ
②自己紹介
③工作 ~ハロウィンの飾り作り~
④玉入れ
⑤風船バレー
⑥にっぽう・あいさつ

上記の日程で進めます。

「1番初めに自己紹介をしてくれる人?」という呼びかけに、
A君が真っ先に手を挙げて自己紹介を始めます。それに続いて、二人、三人と自分の名前をみんなの前で発表します。
最後に残ったB君が名前を言う番になりましたが、緊張と不安からか顔を隠して話すことができません。
「先生が代わりに言おうかな?」と声をかけるとうなずきます。

しかし、B君の隣にいたA君が
「ぼく、名前知ってるよ!」と。
「代わりにみんなに教えてくれる?」と聞いたところ
「うん!」とB君の名前をみんなに教えてくれました。

それを見てB君は顔をあげます。
そして、その後も集団の中でみんなと一緒に訓練に参加することができました。

ジャックオーランタンを作りましょう!

一人ひとりに配られたかぼちゃに、目・鼻・口・帽子の好きなパーツを選んでジャックオーランタンを作ります。

どこに帽子をつけるか、どこに目をつけるかは全て自由です。
「鼻は・・・?」
とスタッフの鼻の位置を目で見て確認しながら、かぼちゃの顔を作成する方もおられました。

一人ひとりの個性あふれたかわいいハロウィンの飾りが完成しました!

運動スタート!

工作の後は、体を楽しみながら動かすということで玉入れと風船バレーを行いました。
玉入れは利用者さんの要望で3回実施です。
1回目は難易度が優しく、低い位置に設定したかごにボールを入れます。

1分間でいくつ入れることができるか、皆さん必死にボールを追いかけて入れます。
2回戦目は高い位置にかごを設定し、取り組みました。
「高い!」と難しそうにボールを投げる様子が見られました。

そして、3回目は再び低い位置に戻します。
たくさんのボールをかごに入れることができ、皆さんの達成感が見られます。
最後は「できた!」という感情でゲームを終了します。

ヴィストカレッジ富山県庁前では、利用者さんのニーズに合わせた訓練スタイルを
ご本人の意見を尊重しつつ、ご提案させていただいています。
利用者さんには、「楽しかった」「また来たい」と思っていただけるよう
環境設定やお声掛け、一人ひとりに合ったスキル訓練の提案をいたします。

※現在、ヴィストカレッジ富山県庁前は児童発達支援・放課後等デイサービスともに
定員に達しております。ご了承ください。見学は随時受け付けております。

ヴィストカレッジ富山県庁前