みんなでクッキング!~カラフルおにぎりをつくろう~

こんにちは!
ヴィストカレッジ富山県庁前(児童発達支援・放課後等デイサービス)です。
12月も近づき、一段と日が暮れるのが早くなりましたね。少しずつ冬の訪れが感じられます。
インフルエンザが流行しているので、体調管理には十分気をつけて下さい。

さて、11月は児童発達支援において調理実習イベントを開催いたしました。
内容は「カラフルおにぎり作り」です。
その時の様子をご紹介します!

今日はおにぎりづくりだよ

エプロンと三角巾を持ち、わくわくしながらカレッジの中に入ってくる利用者さん。
「家でもおにぎり作ったことある!」と一番に来所されたAちゃんが話します。
エプロン、三角巾を慣れた様子で身に付け、手を洗いに行きます。
その間にも続々と利用者さんが集まり、周りの様子を見ながら、身支度を始めました。
今回参加されたのは、年長4名、年中1名の計5名の利用者さんです。

準備が整ったところで本日のルール確認をします。

楽しくおにぎりを作ろう

ということで、

・楽しく集団の中で作業をする
・手を協調的に動かす

上記2点を目的としました。

今日は5個おにぎりをつくります

利用者さんにおにぎりの作り方の説明を行います。
カラフルおにぎりは鮭、ゆかり、コーン、枝豆、ごまの5種類の具を用意しました。

スタッフがあらかじめ、4種類のおにぎりを用意しました。
皆さんの注目を集めるため、作ったおにぎりを提示します。
「先生の4個しかないよ…?」

5個目は、作り方を知ってもらうため、皆さんの前で実際に作りました。
お茶碗にラップをひき、スプーンに水をつけてご飯を2回分すくいます。
そして具をのせ、混ぜてからラップをくるくる丸めて丸の形を作ります。
できたおにぎりは平たいお皿にのせ、やっと1個目が完成です。

スタッフのお手本を見ながら説明が聞けるかな?と思っていましたが、
早く作りたい!と立ち上がる子はおらず、真剣にスタッフを見つめ、話を聞くことができました。

それでは作ってみましょう!

ラップはスタッフがひき、その後の工程は自分たちで行います。
「先生、こうだったっけ?」
「これ、いれていいの?」
という声が飛び交いました。

しかし、繰り返しの作業を行っていくうちに、手順が身につき、
スムーズにつくることができていました。
また、ご飯の量に対して、具の割合を考えて入れている子もいました。

「これは、どうするの」と手が止まったお友達に対し、
スタッフが助言する前に率先して教えてあげる子が…!
スタッフの介入がなくとも黙々と作り続けていました。

様々な経験を通して、子ども同士が互いに教え合い、学び合う力が育っていくのだと
利用者さんの姿を見て改めて感じました。

いただきます!

お皿に5個並んだおにぎりをみんなでいただきます。
おやつの時間帯でしたが、5個すべて間食!という子もいました。
頑張って自分で作ったおにぎりはとてもおいしかったようです。
翌月の調理実習も楽しみという感想もいただきました。

児童発達支援では、小学校に入った時の将来を見据え、未就学児から個々に合わせた支援内容を考え、
訓練を提供いたします。

ヴィストカレッジ富山県庁前