ヴィストカレッジ金沢駅前 第1回保護者セミナー「明橋大二先生の講演会」開催しました!

日が落ちる時間が早くなり、外はだんだんと寒くなってきましたね。
先日、ヴィストカレッジ金沢駅前(放課後等デイサービス)「第1回保護者セミナー」が無事開催されました。
大勢の皆様にご参加いただき、まことにありがとうございました!

今回の保護者セミナーの目玉は、何と言っても「明橋 大二先生のお話を直接聞ける!」ことでした。
明橋先生は、真生会富山病院にて心療内科部長として勤務されながら、
スクールカウンセラーとしても活躍されている先生です。

ベストセラーとなっている「子育てハッピーアドバイス」シリーズの著者としても有名です。
お手に取られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

子どもをめぐる問題の根っこにあるもの

今回のテーマは「家庭における自己肯定感の育み方 ~発達に特性のある子の豊かな人生の土台づくり~」です。
自己肯定感とは、「私は存在価値がある・必要な存在・大切な人間」という自尊感情のことです。

明橋先生は、
「今の子どもをめぐる問題の根っこは、自己肯定感の極端な低さ」
であるとおっしゃいます。そして、その原因として考えられることに
・虐待
・いじめ
・発達障害
・ひといちばい敏感な子(Hight Sensitive Child :HSC)
を挙げられました。

本セミナーでは、自己肯定感を高めるための具体的な対応について5つの方法を教えていただきました。
その一つをご紹介します。

言葉育て

言葉育てとは、「子どもの気持ちを汲んで、言葉にして返す」ことです。
子どもの言葉にならない「思い」を大人が言葉にしてあげることで、子どもは満たされていくそうです。
これがうまくできないと、「体の不調」に表れたり(身体化)、キレたり(行動化)してしまうことがあるそうです。

お母さんへのメッセージ

「子どもが好き嫌いばかりするのは、母親のしつけが甘いからじゃないの」
「お母さん、学校で○○ができなくて困ります。おうちで見てあげてください」
こんな言葉が続いたら、お母様たちの自己肯定感は下がってしまいますよね。

「お母さんの自己肯定感も高めましょう」

これは、明橋先生からのメッセージです。
まず、お母様がここまでお子様を育ててきた苦労を、関わりのある周囲の方々がねぎらうことです。
子どもにキレてしまうお母さんは、「それだけ子どもと関わっている証拠」であると明橋先生はおっしゃいます。
会場にいるお母様たちの表情が和んだ瞬間でした。なかには、涙を浮かべているお母様もいらっしゃいました。

参加した方の感想

「最近甘えさせていないなあと感じました。今夜から甘えさせる、ほめるを実践していきたいです」
「子どもに対する要求が高いことに気付いたので、気を付けていきたいです」
「たくさんの著書を出しておられる明橋先生からのメッセージはとても心に響きました」

ヴィストカレッジ金沢駅前では、これからも定期的に保護者セミナーを実施していきます。
今回ご講演いただきました明橋 大二先生は、かねてよりヴィストにご尽力いただいております。
今後も、明橋先生の講演をはじめ、様々なセミナーを企画していきたいと考えています。

ヴィストカレッジは、通っていただくお子様だけでなく、保護者の方も全力でサポートできる
事業所でありたいと思っております。
保護者セミナーに関するご案内は、随時ウェブサイトにも掲載していきます。ぜひ、ご覧ください。

11月・12月の無料体験・相談会は、11月・12月 ヴィストカレッジ金沢駅前の無料体験・相談会をご覧ください。

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