カフェ店員さんの仕事を実際に体験してみよう!「仕事体験 in みやの森カフェ」

春の暖かさを感じられる日が増えてきました。
ストーブの片付けはもう済みましたか?

ヴィストカレッジ富山駅前では、社会スキル訓練の一環として
月に1~2回の「仕事体験」を実施しています。
今回は、砺波市にある「みやの森カフェ」さんで仕事体験をしました!
小6~高3の9名の利用者さんが店員となり、
利用者のご家族やヴィストスタッフがお客さんとして、みやの森カフェを訪れました。

仕事体験が始まる前、参加者の方は
「すごく難しそう」「いろいろな作業があって大変そう」
と慣れない作業内容に不安そうな様子。

それでも、みやの森カフェのスタッフ・加藤さんと水野さんの丁寧な説明のおかげで
少しずつ緊張が和らぎ、作業内容を想像できるようになりました。

参加者は役割分担をして、それぞれの作業を進めます。

メニュー表を作成

注文をとるためのメニュー表を作成します。
お客さんが読みやすいように、丁寧な文字で書いていきます。
単品メニューとセットメニューをそれぞれ分けて書く工夫が大切です。

食材のカット・調理補助

いよいよ調理に入ります。
お客さんに提供する食材は、一つ一つ丁寧に切っていきます。
参加者は「地道な作業ですね」と、調理の大変さを痛感していました。

おいしそうな料理ができあがりましたが、店員の役割は続きます。

出来上がったら、お客さんへ料理を配膳!

続いては「配膳」です。
「料理をお客さんの前に置くときは、両手で丁寧に」
スタッフの指示をしっかりと守り、料理をお客さんに提供します。

皆さまからのご感想!

「おいしい!」「きれいにできているね!」
お客さんに褒められ、思わず笑みがこぼれる参加者も。
自然と「ありがとうございます」とお礼の言葉がこぼれます。

片付けも大切な仕事

お客さんから暖かい言葉をもらったら、最後の作業「食器洗い」に入ります。
お客さんへ料理を出す食器だからこそ大切に扱います。
スタッフから手順を教わり、洗い残しのないよう隅々まで洗っていきます。


仕事を体験してみて…

1時間半にわたる仕事体験が終了しました。
参加者は疲れた様子でしたが、満足感や達成感がうかがえます。
振り返りの時間では
「大変だったけど、またしたいです!」
「将来は飲食店で働きたい!」
と、前向きな言葉を聞くことができました。

訓練プログラム「仕事体験」を通して、
働く大変さ、そして働くことで得られる楽しさを実感することができます。
参加した小中高生の方々は、さまざまな作業を行うことで
適性や得意不得意などの自己理解を深めました。

ヴィストカレッジでは、就労移行支援で培ったノウハウを生かし
小中高生の運動・生活・社会スキルを高める訓練を提供します。
「働く」を意識した取り組みで、
社会としなやかにつながるためのサポートを行っていきます!

ヴィストカレッジ富山駅前