夏の空を見上げてみよう!Stellariumで星空観測

オリンピックが開催されました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
祝日の関係で今年の夏休みはいつもより早くやってきましたよ。

「昨年はすごく短かかったから今年はラッキーですね」
とヴィストカレッジの利用者さんたちは、少しだけ長くなった今年の休みを楽しみにしているようです。

さて、そんな夏休みに先駆けて、今回はクーラーの効いた涼しいお部屋でのんびり星空観測を楽しみました。

プロジェクターと無料ソフトのStellarium(ステラリウム)を活用して夏の星座を観測です。
https://stellarium.org/ja/

夏の星座、見つけやすいのは「夏の第三角形」です

夏の夜空を見上げるとひときわ輝く星3つを見つけることができるでしょう。
「アルタイル(わし座)」「デネブ(白鳥座)」「ベガ(こと座)」です。

3つをつなぐと二等辺三角形になり、それはちょうど夏の間だけ見られるので「夏の大三角形」と呼ばれています。
一番見やすいのは夜の9時くらい。
東寄りの空で見つけられます。

三角形の1点とよく間違われるほど明るい星が「アンタレス(さそり座)」です。
南の空の低い位置に赤く輝いていてとても見つけやすい星の一つです。
冬の代表星座に挙げられる「オリオン座」とは、実は仲が悪いとされているさそり座。
日本では決して同じ時期に見ることができません。

女神ガイアにサソリを放たれて命を落としたとされるオリオンは、空でもサソリを避けているとされています。
でも南の国では一緒に見られるから不思議ですね。

星って昼間も見えてるんだ

Stellariumのすごいところは時間を変えて空の景色が見えること。
同じ日の空の動きがパソコンの操作だけで再現できてしまうのです。
太陽や月の動きも一緒に観測できて「すごいね」と思わず声が上がっていました。
そして、日中の空の色を暗く変えてみることもできて、日中の空を暗くすると、そこには夜に見えていた星空が!!

「星は昼間もあるんだね」
見て納得の情景でした。

流星群を見つけよう


実のところ、夏は流星群観測シーズンなのです。
7月下旬には「みずがめ座流星群」や「やぎ座流星群」が観測できます。
夜の9時ごろから明け方まで、放射点が昇っていくのが見えるかもしれません。
しかも、今年(2021年)は流星群の近くに木星と土星が見えるのです。

8月はペルセウス流星群がピークを迎えます。
今年8月12日の日没後から13日未明にかけてがピークで、月も欠けているので明るさを気にせず見ることができます。

この夏は天体観測がおすすめ!

今年も残念ながらコロナ禍で、旅行もイベントも縮小されつつある年ですが、自宅からのんびり夜空を見上げてみてはどうでしょうか。
部屋の明かりを消して、飲み物を片手にのんびり星空を楽しむ……。これは贅沢なSDGsです。
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