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卒業生の声: S.Aさん

就労移行支援事業「ヴィストキャリア富山駅前」を利用して就職されたS.Aさんのエピソードをご紹介します。
また、人事担当の方、先輩にもインタビューをさせていただきました。

S.Aさん
会社名・部門:富山赤十字病院 医療情報企画課
事業所名
ヴィストキャリア富山駅前 (利用期間: 8ヶ月)  
障害名:脳性麻痺

障がい者が働く上で必要なのは
「工夫した働き方を目に見える形で表出していく」こと。

現在、病院内で事務や広報などを担当しています。
一緒に働く方には「自分ができること」「手伝ってもらいたいこと」
具体的に伝えられるよう心がけています。

障がい者の就労は、工夫された働き方を目に見える形で表出していく必要がありますが、
それは良い意味で「戦い」だと思っています。その戦いもお互いの刺激となり楽しんでいます。

就職に向けて動くのはあくまでも「自分」が主体。
だけど、スタッフが一緒に歩んでくれたから失敗だって乗り越えられた。

一人での就職活動に限界を感じて、ヴィストの利用を決めました。

とはいえ、就労移行支援は就職先を紹介する場所ではありませんので、
私自身が動こうとしなければ、前には進まなかったと思います。

利用をしてみて、特に良かったことは3つあります。

1つ目は、様々な訓練を通して自分のできること・サポートが必要なことを明確にできたこと。
2つ目は、企業へのアプローチを手伝ってくれたことです。
ハローワークに出ている求人以外の開拓もサポートしてくれたのは心強かったです。
3つ目は、いくつかの求人に応募をしたけれども採用にならなかったとき、
自分一人では心が折れていたかもしれません。
スタッフがいてくれたから、諦めずに続けることができました。

働くっていうことは楽しいことです。

今後は日常業務だけでなく、赤十字社の取り組みの一環として、
手話の普及活動にも積極的に参加していきたいです。

赤十字社 富山 外観 赤十字 広報員ベント

人事担当者より

人事から一言

面接時の書類の中に、
「どのようなことができて、障害にはどう配慮したら良いか」が
具体的に分かりやすくまとめられていたので、
採用を決めるポイントの一つになりました。
現在は事務・広報業務をされていて、現場からも
「よく働いてくれている」と活躍を耳にしますよ。

先輩へインタビュー : 永田さん
(富山赤十字病院 医療情報企画課)

先輩インタビュー

S.Aさんとの仕事での関係性について教えてください。

医療情報企画課において、先輩(永田)・後輩(S.A)の関係です。
仕事を離れれば普通の友人としてプライベートでも仲良くしています。

S.Aさんの仕事での活躍について教えてください。

現在、私と一緒に広報の仕事をしています。
ホームページや2Fやすらぎホールのデジタルサイネージに掲載するための病院に関する記事などを、
分かりやすく見やすく作成してくれています。職員からも好評をいただいています。
また、5月に行われた当院110周年記念式典で放映したDVDの作成も担当していただきました。
こちらも非常に好評で記念式典後も各種催し物で放映しています。

一緒に仕事をしていて、永田さんがS.Aさんに対して工夫していること(配慮していること)はありますか?

正直あまり意識をして何かをしていることはありません。
院内のイベントにも積極的に参加してもらっています。
できること・できないことを明確にし、お互いがそれを補うという形で仕事に取り組んでいます。

これから就職への一歩を踏み出そうとしている障害のある方に、一言お願いします。

積極的に外へ出ていろんな人と関わりを持ってほしいと思います。
くせのある人もいれば、私みたいになんの偏見もなく接する人もいます。
自分の出来ることを積極的にアピールし、熱意を持って行動してほしいと思います。
会社もそんな人材を求めています。

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