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小学生集団訓練「漢字魚釣りゲーム」~遊びを通して得られるコミュニケーションスキル~

ヴィストカレッジ富山駅前(放課後等デイサービス)では小学生を対象にした集団訓練を週1回行っています。
風船バレー、バランスボールなどの運動スキル。調理実習やお買い物ゲームを通しての生活スキルなどがあります。
同じ年代の集団訓練だからこそ、お互いの行動、考えを感じながら、コミュニケーションスキルも
上げられる機会が得られます。

今回は「漢字魚釣りゲーム」です。

普通の魚釣りゲームではなく、魚に「本」「名」「水」「気」といった漢字が一文字ずつ書かれています。
この魚を釣り竿を使って釣り上げます。
その漢字を組み合わせて熟語を作るゲームです。

↑スタッフ特製のわりばしマグネットの釣り竿。
ちなみに漢字の魚も手作りです。

まずは練習から

まず、熟語作りはひとまず置いておいて、魚釣りの練習としていくつ釣れるかを行います。

これが案外むずかしく、勢いよく引っ張ると魚が外れてしまい、さながらほんとの魚釣りのようです。
「あーもう!」と言いながらも、利用者の皆さんは徐々に慣れていき、うまく釣り上げるようになりました。

↑だんだん釣れるようになりました。経験を積み重ねるのは大事ですね。

熟語を作ろう!

慣れてきたところで熟語作りの要素を含めていきます。

はじめからいろんな要素を入れると混乱することもあるので徐々に徐々に取り組んでいきます。

1回戦は、熟語をたくさん作れそうな漢字を4つだけ選んで釣り上げます。
その4つの漢字を組み合わせてたくさん熟語を作った人が勝ちです。
ただ釣り上げるのではなく、狙った漢字を釣り上げるという目的を持つ練習にもなります。

同じ漢字を二人で狙った時は、上級生が下級生に「これ釣っていいよ」と譲るといった優しい場面もありました。
熟語作りでは、みなさんいろいろ考えてたくさんの熟語を発表していました。

2回戦は、1分間に釣れるだけ釣ってその漢字を使って熟語を作ります。
今度は時間制限制、緊張感が走ります。そんな中、とにかく少しでも多く釣り上げる人、
または熟語を作りやすい漢字を選んで釣る人と様々な考え方で魚釣りが進めています。

熟語を発表の際はみんなで聞きます。
「いっぱいできたね」と感想を話される方もいました。

「名水」「火口」「手本」といろいろな熟語ができました。
最終戦は、お題に合った漢字を釣り上げます。
「○手」「大○」といった○に入る漢字を一人ひとつだけ釣ります。

正解はひとつではないので、利用者さん同士で狙っていた漢字が相手に取られても、「他にもありますよ」と
スタッフが声をかけることで、別の漢字に意識が向き、漢字を釣っておられました。

ちなみに「○手」の○に入る熟語は「上手」「下手」「名手」「人手」「小手」など。
「大○」は「大手」「大水」「大口」「大山」「大名」「大人」「大気」「大小」「大火」などいっぱいありますね。

遊びを通して、仲間とのコミュニケーションやゆずり合いの心、発想の転換などを学ぶことができます。
ヴィストカレッジ富山駅前ではこのような小学生集団訓練を行うことで利用者さんの
「できた!」という体験を増やすことで自信が持て、様々な事に意欲的に取り組めるよう支援しています。

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