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就労アセスメントツール「TTAP」~新しいステージへ進む準備として~

猛暑が落ち着き、少しずつ秋が近づいていますね。
ヴィストカレッジ金沢駅前(放課後等デイサービス)は、この夏で誕生1周年となりました。

「中高生の居場所」として始まったヴィストカレッジでは、社会で役立つスキルを身につけてもらえる場所であり、
得たものを将来に役立てられるような仕組みを構築しています。
その仕組みの一つとして、就労アセスメント「TTAP(ティータップ)」を実施しています。
今回はその内容を簡単にご紹介します。

TTAP(ティータップ)とは?

「児童期から成人期への移行準備として、興味や強みを明確にするアセスメントツール」が
TTAP(TEACCH Transition Assessment Profile:移行アセスメントプロフィール)です。
ヴィストカレッジでは、中高生の方へ就職・進学するための準備として、支援に必要な情報を観察などで得る、
アセスメントを行い、一人ひとりに合った支援や仕事を見つけるために活用しています。

さまざまなアセスメントツールがある中で、ヴィストカレッジがTTAPを選ぶのには3つの理由があります。

1.「直接観察」「家庭」「学校/事業所」の3方向からのアセスメントを実施できる

TTAPには、本人の作業をアセスメントする直接観察尺度に加え、ご家族からヒアリングを行う家庭尺度
学校等の関係機関の方からヒアリングを行う学校/事業所尺度があります。

直接観察尺度では、訓練作業などを通して、児童のスキルに焦点を当てた観察を行います。
家庭尺度で、ご家族の方に聞き取りを行い、児童の強みと弱みに関する情報を得ます。
学校/事業所尺度では、学校や事業所から聞き取りを行い、児童の強みと弱みに関する情報を得ていきます。

ヴィストスタッフよりも長い時間をともに過ごされている方々からの情報をもとにアセスメントを行うことができます。


直接観察尺度「旅行キットのパッケージング」のツール。写真と同じように袋詰めを行う。

2.三段階評価のうち、「芽生え」に着目する

「できないことを無理にがんばる」という姿勢は継続するのが難しいです。
TTAPでは、項目別に三段階評価を行い、できることを「合格」、できないことを「不合格」とし、
あと一歩でできることを「芽生え」と定義します。

この「芽生え」と評価された項目を重点的に支援することで、無理なく本人の力を伸ばせるという仕組みです。


この項目では、作業効率と正確性をもとに「合格」「芽生え」「不合格」を決定する

3.「余暇スキル」を重視する

休憩時間の使い方や週末の過ごし方は、長く働き続けるためにとても大切な要素です。
TTAPは、職業生活に大きな影響を与える項目として、余暇スキルをアセスメントできます。


息抜きの仕方についてアセスメントを行う。

得られたアセスメントは、得点化するとともに詳細情報をまとめ報告書を作成します。
最終的には、その報告書をご家族や関係機関の方と共有し、支援の方向性を決定します。

ヴィストカレッジでは、一人ひとりで異なる「無理なく伸ばせる力」にフォーカスして支援を行うことを大切にしています。
その環境を整えるため、TTAPをはじめとしたアセスメントを実施しています。
詳しくは、ヴィストカレッジ金沢駅前までお問い合わせください。

※TTAPの詳細につきましては、別途ご確認ください。
※ヴィストカレッジ金沢駅前は現在、定員に達しています。ご了承ください。
見学は随時受け付けております。

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