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仕事体験ワーク「校正編」必要なスキルを身につける

ヴィストカレッジ富山駅前(放課後等デイサービス/中高生向け)では、
利用者さんの将来の就労に向けて
様々な仕事を体験できる「仕事体験」のワークを月2回行っています。
さて、今回は「校正編」です。
           
カレッジワークス

仕事体験の目的は?

次の3つを学ぶ機会として提供しています。
①自己理解を深める(自分の得意・不得意を知る)
②時間の意識を持つ(始業5分前には仕事が始められる状態にしておくなど)
③敬語を使い、「報連相」を実践しながら学ぶ

実際に仕事をする状況を体験するため、
他の集団ワークとは異なり、スタッフはスーツを着用して上司役となり
利用者さんには、社員として名札を着けて業務をしていただきます。

また、業務の状況を「報告」「連絡」すること。
困ったときに「相談する力」を培えるように意識しています。

仕事体験とは       

校正ってどんな仕事?

校正とは、「印刷物等の字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を調べ正すこと」です。
その中から、今回は「文章の誤字・脱字をチェックする」お仕事を体験していただきました。
文章の中で間違っているところはないか?
漢字やひらがな、句読点等の表記に誤りがないかをチェックしていきます。

ただ、利用者さんの得手不得手は様々ですし、
漢字の読みが苦手な方もおられます。
そのため、漢字にはふりがなを付ける
読み取りやすい文章からはじめるなど、
一人ひとりの能力に応じて、段階的に学べるように工夫しています。
           
今回のお仕事

今日の目標を決めてから仕事開始!

ワーク開始前には、今日の仕事の「目標」を利用者さん自身に決めてもらっています。
目標は高すぎず低すぎず、自分に無理のない範囲で設定していただき、
利用者さんが目標を持って「働く」ことを意識できるようにしています。

校正作業中の様子

上司の合図で仕事を開始します。
皆さん、とても集中して取り組まれていました。
      

援助要請スキルの習得

仕事に限ったことではありませんが、
困ったときに、誰かに「相談できる力」はとても大切です。

自分だけでは解決できないことが起きたときに
自分ひとりで抱え込まずに「相談する」こと。

このような「援助要請」を体験し、学習できるように
困ったときには、上司に相談するようにお伝えして
ワークに取り組んでいただいています。

報告・確認の練習

校正する文章の用紙は、1枚ずつお渡しています。
1枚校正を終えたら、それをもって上司(スタッフ)に報告・確認していただきます。

1枚ずつ用紙をやり取りするのは、
ひとつに、集中力を維持するためです。
校正は、意識を集中して、一つひとつの文字を確認していく仕事です。
同じような作業が続くため、一遍に複数枚をお渡しするよりも
一枚一枚やり取りすることで、意識の切り替えができます。

ふたつめには、1枚終えるごとに、上司へ報告をするため
複数回、報告の練習をすることができます。

報告の際は、
「〇〇さん、今お時間よろしいでしょうか?
作業が終わりましたのでご確認をお願いします」
と声を掛けること。

また書類を渡す際には、両手で手渡し
その時の距離感や視線をどこに向けるか等も
実践の中で体験していきます。
このため、仕事体験のワークでは良い意味で「緊張感」が漂っています。

振り返り

一日の最後に、自分の決めた目標を達成できたかどうか?
どこができたか?
どこができなかったか?
次からはどうする?
「振り返りシート」に記入していきます。

この振り返りがとても大切になってきます。
活動を通して、自分の長所や苦手なところや課題に
利用者さん自身が気づいて学び
次回に挑戦していける機会となるよう
丁寧に振り返りをします。

最近ではWEBワークが普及し、私たちの「働く形」も変化してきました。
今現在ある仕事がどんどん変化して、将来は、今にはない職業が新しく出てくることでしょう。
だからこそ、仕事体験のワークでは職種を限定せず、多様な体験の場を提供しています。

ヴィストカレッジ富山駅前(放課後等デイサービス/中高生向け)では、
将来の「働く」を見据えて、利用者さんが自己理解を深め
必要なスキルを身につけていけるように
工夫を重ねながらワーク行ってまいります。

ヴィストカレッジ富山駅前(放課後等デイサービス/中高生向け) 事業所ページ

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